今回観察した野鳥
- エナガ
- カヤクグリ
- シジュウカラ
- ジョウビタキ
- シロハラ
- ソウシチョウ
- ハギマシコ
- ヒヨドリ
- ムクドリ
- メジロ
- ヤマガラ
- ルリビタキ
探鳥記録
- 日時:2023/01/07(土)am
- 場所:筑波山
- 所在地:茨城県つくば市筑波
- 天候:晴れ 0℃
概要
「筑波山神社」付近にある「宮脇駅」からケーブルカーで「筑波山頂駅」へ。
「筑波山神社」付近では「ソウシチョウ」「ルリビタキ」「ジョウビタキ」「メジロ」「エナガ」「シジュウカラ」「ヤマガラ」など。
「筑波山頂駅」付近では、食事処から見下ろした登山道の歩道や木々に「ハギマシコ」「カヤクグリ」、遠くの枝に「メジロ」「シロハラ」が見えました。
食事処周辺を数十分探鳥しましたが、人が多いためか野鳥の気配は感じませんでした。登山道をじっくり探鳥すれば会えたかもしれません。
感想
筑波山頂からすぐに観察できたハギマシコ
ケーブルカー終点で降りると、目の前には大パノラマが広がっています。
その景色の柵、食事処付近には沢山のバーダーさんが見えたので、「ハギマシコ」がどこで見られるのか迷う事はありませんでした。
ケーブルカーの始発はたいてい9時台なので、早朝の「ハギマシコ」に会うには登山する必要があります。体力が許せばそれもまた良しですが、そこまで気合を入れても撮影場所が暗いように思います。
ハギマシコが降りる場所の明るさ
私が訪れた1月上旬。
快晴の朝10時頃は上画像のように、ちょうど陰になっている白い歩道付近に「ハギマシコ」が舞い降りました。ここは、山を訪れる方が通る道でもあります。
時々、陽が当たる枝(以下画像の黄色い矢印付近)に群れでとまる事もありました。
上画像、黄色い矢印付近の枝にとまる「ハギマシコ」
11時ころになると、全体的にうっすら明るい感じに。それと同時に「ハギマシコ」の数もだいぶ減ってきました。
となると、やはりケーブルカーで始発をめざして乗る方が観察しやすいですね。
筑波山神社の裏もバーダーポイント
ケーブルカー乗り場の始点「宮脇駅」から、歩いて数分の場所に「筑波山神社」があります。
この建物の奥も、ちょっとしたポイントでした。ケーブルカーの待ち時間を利用して訪れるのもオススメです。
建物の裏側は人が少ないため静か。大木や湿った落ち葉が積もっていて、いかにも野鳥が好きそうな環境です。登山道があるので時々人が通りますが、それでも野鳥の気配を感じます。
ケーブルカーで手軽に山頂へ
筑波山は標高877mと低い山のためか、小学生や年配の方も多くいらっしゃいました。登山をすることなく、あっという間に山頂へ行けるので手軽ですね。
「ハギマシコ」が見られるシーズンは、始発の便が定員オーバーになりそうな勢いでした。時間に余裕をもって、早めに並ぶ方が良さそうです。
詳細
筑波山頂
カヤクグリ
柵から見下ろした場所。低木に「カヤクグリ」がとまっていました。
「ハギマシコ」と同じような場所にいて、暗いと見間違えそうな感じです。確認できたのは1羽だけ。ひょっとしたらもう少しいたのかもしれません。
シロハラ
陽が当たる枝に、突然飛来してきた「シロハラ」。
ほんの数秒だけここにいて、すぐに飛び立っていきました。
ハギマシコ
柵から見下ろした歩道に、複数の「ハギマシコ」。パッと見た感じでは10羽くらい確認できました。
しかし・・・草や茎に紛れて、なかなか全身を見せてくれません。
そんな中、茂みの奥でポテポテ歩いていたり、白い歩道(凍っていて白く見える)を猛スピードで横断したり。
何を思うのか、歩道の途中で一瞬立ち止まったり。
そんな様子がとっても可愛らしい。
陽が当たる枝にも、一瞬だけ群れでとまってくれました。
「ベニマシコ」の「マシコ」は猿という意味ですが、私が撮影したオスは猿のように赤くはありませんでした。まだ若いのでしょうね。
筑波山神社付近
山頂からケーブルカーで降りて「筑波山神社」周辺の探鳥へ。
ジョウビタキ
筑波山神社内にある赤い建物、「厳島神社」の裏に「ジョウビタキ」。カッカッとさえずりながら移動していました。このあたりを何度も往復している様子。
ソウシチョウ
さらにその奥、登山道から近くの細い道に「ソウシチョウ」。枝の影からの観察になりました。
メジロ・ヤマガラ・ルリビタキ
「筑波山神社」の裏側には、他にも「メジロ」「ヤマガラ」「ルリビタキ」のオスを見つけました。どれも遠くて速く、撮影は断念。
このほか「アカゲラ」か「アオゲラ」の鳴き声も聞こえてきました。じっくり腰を据えれば、楽しい観察になりそうです。