今回観察した野鳥
- アオサギ
- コサギ
- コチドリ
- ダイサギ
- タシギ
- ハクセキレイ
- ハシボソガラス
- ムナグロ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/08/27(土)am
- 探鳥地:厚木市猿ヶ島付近の休耕田(※)
- 所在地:神奈川県厚木市猿ヶ島付近
- 天候:32℃前後 多湿のくもりのち晴れ
※ 休耕田(きゅうこうでん):田んぼとして耕作をしていない土地
概要
相模川のすぐ近くに位置する猿ヶ島付近へ。
大きな休耕田に「ムナグロ」2羽、「コチドリ」が数羽、雑草の茂みに「タシギ」を観察。このほか「ムクドリ」や「ツバメ」「ハクセキレイ」も時折飛来していました。
遠くの建物付近に、白いサギ類が見えます。
感想
一面田んぼが広がっていて、すでに稲穂が垂れていました。
稲が実っている田んぼには、猛禽類に似せた鳥除けなどが設置してあり、野鳥の気配を感じません。時折、サギ類が田んぼと田んぼの間のあぜ道に数羽見かける程度でした。
水が張られた休耕田に野鳥が来る
そんな中、休耕田はわずかに点々とあります。
このうち、乾いた休耕田には野鳥がおらず、水が張っていて干潟のようになっている、広い休耕田で野鳥を観察できました。
人の気配を感じ取る野鳥たち
猿ヶ島の田んぼは有名なのか、朝9時ころには10名前後のバーダーさんがずらり。野鳥が遠くに行ってしまい、近くで観察できない状態になってしまいました。
休耕田にいた野鳥との距離は、10メートル以上離れています。それでも、人の気配は脅威なのでしょう。唯一「ハクセキレイ」だけは10メートル以内に来てくれました。
詳細
コチドリ
水が張られた休耕田の奥、水路の縁に数羽「コチドリ」を確認できました。中には、アイリングが黄色になっていない幼鳥も混ざっています。
この休耕田では「コチドリ」を多く観察できました。肉眼で見える位置には7、8羽ほど頭やしっぽが見えます。茂みに隠れていたり、遠くで見えなかったりしているので、もっと沢山飛来していた可能性があります。
「コチドリ」は泥が背景になってしまう事が多いので、今回は嬉しい撮影になりました。
タシギ
ぼんやり田んぼを見ていると、初対面の男性に「タシギがいますよ、ほらあそこに」と、突然声をかけて頂きました。教えて頂いた方向を見ても、黒い泥の山にしか見えません。
ひょっとして・・・と、その泥のようなものをカメラのファインダーから見ると「タシギ」でした。
その距離、20メートルくらいは離れていた感覚です。少し雑草が無くなっている地面にいてくれたおかげで確認できました。
ムナグロ
2羽の「ムナグロ」が、用水路の縁と雑草の茂みへ行ったり来たり。
「ダイゼン」とよく似ていますが、よく見ると「ムナグロ」の翼には黄金色の羽毛が見えます。別名「黄金千鳥」と言われるだけある!と実感。
頭を上下に動かしながら、周囲を警戒しています。