今回観察した野鳥
- アオサギ
- オカヨシガモ
- カワセミ
- カワラバト
- キンクロハジロ
- コガモ
- コサギ
- サカツラガン
- スズメ
- ダイサギ
- ヒヨドリ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/11/27(土)am
- 場所:大池親水公園(おおいけしんすいこうえん)
- 所在地:埼玉県春日部市南5丁目
- 天候:くもりのち晴れ 13℃
概要
大きな池がある、街中の公園です。
まず目をひくのは「サカツラガン」。公園に入って池を眺めると、すぐに分かる大きさです(全長は約90センチ)。今回は5、6羽確認できました。
その周辺に、数十羽の「キンクロハジロ」、「コガモ」「オカヨシガモ」が数羽。茂みの近くには「ダイサギ」「アオサギ」「カワセミ」がとまっていました。
感想
大池の周りをのんびり歩く
大きな池の周りは、細い歩道や東屋、ベンチなどがありました。それぞれ、見える景色が違うので飽きることがありません。
紅葉が進んだ歩道では、朝陽がさしこんで綺麗。とても癒される探鳥になりました。
季節ごとに立ち寄りたい、緑豊かな公園です。
餌付けされている野鳥たち
とても雰囲気の良い公園なので、地元の方に愛されているようでした。
そうなると、どうしても起こってしまう餌付け。可愛いから、食べ物に困っていそうだから、食べる姿に癒されるから・・・といった感じで、色々な方があげてしまう。
池から見える歩道に立ち止まると、遠くからバサバサバサ!と勢いよく寄ってくる「キンクロハジロ」たちに出会いました。こちら側に飛んでくる姿を観察することはめったに無いので、圧巻です。
数秒だけ、私を横目でチェックして「え、何もくれないの?じゃぁサヨナラ!」という感じで、スーッと別の歩行者側へ。
寂しい・・・。
餌付けについて色々思う事はあるけれど。
「キンクロハジロ」は渡り鳥なので、食料豊富なこの池は一時のオアシス。「サカツラガン」はここに定住しているので、餌が無い環境へ行くこともありません。
このまま地元の方に愛されながら、元気に生きて欲しいですね。
池からすぐ!無料駐車場
公園の駐車場は池の目の前。住宅街のすぐ近くにあります。
整備されていて停めやすく、無料で有難いのですが、時間制限有り。早朝や夜は閉鎖しているようです。
詳細
アオサギ
ひょっとして、この池の主?と思えるその貫禄。「アオサギ」です。目立つ位置でじっと動かずに立っていました。
オカヨシガモ
遠くて撮影しなかったのですが、数羽隅っこで泳いでいました。「オカヨシガモ」は、羽毛の色が地味で目立たちませんが、とても美しいカモです。
キンクロハジロ
「サカツラガン」と一緒に行動していた「キンクロハジロ」。
群れで、一斉にこちら側に寄ってきました。
遠くにいた「キンクロハジロ」も「ん?なに?何でみんなそっちに行くの?ひょっとしてゴハン?」という感じで、一瞬きょとんとしてから、慌てて寄ってきます。
近くに来てくれるのは嬉しいのですが・・・ごはんあげられないんだよ、ごめんねという気持ちになります。
コガモ
「キンクロハジロ」のご飯争奪戦中、「コガモ」は知らん顔で日光浴。見慣れているのか、おなかいっぱいなのか。全く気にしていません。翼や頭の緑色が、陽に当たって綺麗でした。
コサギ
歩道からでは見落としてしまいそうな、植え込みの隙間に「コサギ」。じっと置き物のように身を置いていました。植物の緑と、羽毛の白の組み合わせが綺麗です。
サカツラガン
遠くからでもよく分かる「サカツラガン」。数羽泳いでいました。
本来ならば、わずかに渡ってくる冬鳥または迷鳥なのですが「大池親水公園」では1年中見ることができます。調べてみたところ、自然に定着したのではなく寄贈された野鳥とのこと。
世界的には、個体数が年々少なくなっているようなので、こうして観察できるのは貴重ですね。
優雅なその姿、紅葉した落ち葉とも映えます。