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権現山(弘法山公園)で観察したリュウキュウサンショウクイなどの野鳥/2022年9月22日

秦野市

今回観察した野鳥

  • エゾビタキ
  • キビタキ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • メジロ
  • ヤマガラ
  • リュウキュウサンショウクイ

探鳥記録

  • 日時:2022/09/22(木)
  • 場所:権現山(弘法山公園)(ごんげんやま・こうぼうやまこうえん)
  • 所在地:神奈川県秦野市曽屋
  • 天候:くもり・冷たい風が穏やかに吹く・18℃

概要

水場は「キビタキ(メス)、ヤマガラ、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ」といったお馴染みのメンバーのみ。この水場、キビタキはメスが来る確率が高いようです。

このほか、観察窓周辺の木々に「リュウキュウサンショウクイ、エゾビタキ」が飛来。なかなか会えない野鳥を観察できました。

感想

第1駐車場からバードサンクチュアリまで

今回は「第1駐車場」(無料)に車をとめて、バードサンクチュアリへ向かいました。

その間は坂道。「浅間山駐車場」からのルートよりも坂が緩やかです。

途中、遠くの街並みを見渡せる高い場所もあります。

300メートルくらいの距離なのですが、階段や坂道を登っていくので、もっと距離があるように感じます。

しばらく進むと、案内図とトイレが見えてきます。自動販売機もあるので、水分補給に困りません。

この先に、階段(男坂)と坂道(女坂)どちらか選べるルートに。今回は、なだらかな坂道を選んで歩きました。時折、木々から野鳥のさえずりが聞こえてきます。

じっくり観察すると「エゾビタキ」・・・のように見えました(水場周辺でも確認)。水場だけではなく、途中の歩道にも探鳥ポイントがありそうです。

ヤマビルに注意

ヤマビル対策用の塩が、数か所に置いてあります。

まぁ遭遇することは無いだろうと思っていたら、隣で観察していた男性が「スニーカーの紐の奥についてたんだよね。草むら入ったからだと思うけど。」とおっしゃっていました。

やっぱりいるんだ!とゾッとしながらも、微笑んで観察窓を覗いていたのでした(声を出したくないから)。

噛まれたら厄介。むりやり剥がそうとすると皮膚もちぎれて流血してしまいます。ヤマビル対策として塩を置いてくださるのはとても有難いことです。塩をかけるとすぐに取れるんだそうですよ。

平日でも人が多い日もある

この観察窓は、土日は家族連れも来るので平日が良いと聞いていたのですが・・・なんと平日でも人が沢山いました。この画像では見えない場所にあと15人ほどの人がいます。

お天気の状況もありますが、この頃秋めいてきたので、野鳥観察の季節到来!といったところでしょう。

年配バーダーさんの大声にモヤモヤ

半分くらいは年配の方で声がとっても大きく、かなりモヤモヤした観察になりました。

思わずジェスチャーで「シーッ!」と人差し指を口につけて伝えました。笑顔で頷いてくれましたが、それでも、一向に静かになりません。

大声で「ふなばし三番瀬にトウネンがいた」とか「アカエリヒレアシシギを見た」とか、違う探鳥地の野鳥情報を交換しています。声が響き渡っていることにも気がつかない。

年齢を重ねると、どうしても耳が聞こえにくくなって声が大きくなるのは仕方のないこと。だから、響き渡っているのも分かっていないのでしょう。

指摘してもダメなら、黙ってスルーするしかない。貴重な時間を取られるのも勿体ないですからね。人が多い場所の待ちスタイル、モヤモヤしない時の方が少ないです。

観察窓周辺の木々にも野鳥が飛来する

さんざん言いましたが、人が多いことで、良かったことが1つありました。

野鳥を見つける目が沢山あったので、観察窓の上にとまった「リュウキュウサンショウクイ」と「エゾビタキ」を誰かが見つけてくれたのです。

背景はくもり空で、うすぼんやり。

何となく「サンショウクイ」のようにも見えるのだけれど・・・見つけた方は「あ!たぶんリュウキュウサンショウクイ」と即答されていました。

帰宅してじっくり画像を見ると、背中が黒くて額の白い部分が狭い。「リュウキュウサンショウクイ」に見えます。

詳細

エゾビタキ

観察窓の上に見えている枝に「エゾビタキ」が一羽。混みあった枝の隙間から撮影。空が背景でぼんやりしてしまいました。

常連さんによると、近くの桜の木にもとまっていたとのことでした。

キビタキ

高い確率で降りてきた「キビタキ」のメス。

5時間くらい観察していたけれど、1度もオスは来ませんでした。6月に訪れたときにも、やはりメスだけ。常連さんも「今日もキビメスばっかりだな」とおっしゃっていたので、この水場はメスが多いのかもしれません。

陽がまだらに射しこんで、お腹の羽毛が白くつぶれてしまいました。スポットライトが当たったように見えます。

シジュウカラ

お馴染みの「シジュウカラ」。首から背中にかけてのグラデーションが水に濡れて、より一層綺麗に見えます。

今回「シジュウカラ」は1、2羽のみ。あまり降りてきませんでした。

ヒヨドリ

「ヒヨドリ」の幼鳥が3羽いちどに水浴びに。

まだ、あどけない表情をしています。気持ちよさそうに、それぞれ自由に水浴び。

メジロ

これまたお馴染み「メジロ」。

1羽だけの時もあれば、3羽や4羽で降りて来ることもありました。けっこう気が強い子がいて「あっち行け!」「ここは俺の場所だ!」という感じで、くちばしを突いて他の「メジロ」を追い払っている場面もあります。

そうかと思えば、周囲に誰がいようがお構いなしにバシャバシャとあびる子も。

ヤマガラ

今回、いちばん多く観察したのが「ヤマガラ」

「メジロ」と一緒に、お風呂にはいるようにそっと浸かっていたり、くちばしを開けて「気持ちいい~」とでも言っているようにしていたり。

リュウキュウサンショウクイ

観察窓の上に見えている枝に「リュウキュウサンショウクイ」。

自力では見つけられなかった野鳥です。現地にいたバーダーさんが、カメラを向けて教えてくれたお陰で出会えました。

「サンショウクイ」よりも額の白い部分が狭く、背中が黒いように見えます。

曇りの暗いところでの撮影なので微妙ですが・・・。

遠く、暗くて枝が込み合っている場所では、判別が難しいですね。

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