今回観察した野鳥
- アオサギ
- イソシギ
- エゾビタキ
- カワウ
- キジバト
- コガモ
- コサギ
- シジュウカラ
- ダイサギ
- モズ
探鳥記録
- 日時:2022/09/23 (金)am
- 場所:東京港野鳥公園
- 天候:くもりのち雨 25℃前後 多湿
概要
今回も、曇りのち雨。野鳥はほとんど確認できませんでした。いつもなら沢山の野鳥が飛来しているはずの干潟には、コサギとダイサギが数羽いるだけ。
そんな中、自然生態園がある西園では「エゾビタキ」、前浜干潟観察デッキでは「イソシギ」を比較的近くで観察できました。
感想
公式サイトのブログに「エゾビタキ」が紹介されていたため、訪れてみました。遠かったけれど、なんとか観察。枝から枝へ行ったり来たりしています。
その他の野鳥は、それほど多く確認できません。干潟や池はガランとしています。
晴れた日ならば、観察窓から「カルガモ」や「コサギ」が毛づくろいしている様子を眺めることが出来るのですが、そんな姿は1羽も見えません。遠くの茂みの手前に数羽、カモやサギ類がくつろいでいました。
今回は、台風が去った直後。湿気が多く、午後から小雨予報でした。野鳥たちも悪天候にそなえて、茂みで待機しているのでしょう。
ネイチャーセンター内に設置されている、今見られる野鳥の映像は、遠くのサギ類でした。
ネイチャーセンターのホワイトボード

詳細
アオサギ
晴れた日なら、どのポイントでも目立つ「アオサギ」ですが、今回は干潟の遠くに数羽だけ確認できました。
イソシギ

「前浜干潟観察デッキ」の観察窓から「イソシギ」。
シギ・チドリ類を観察できたのは、この「イソシギ」だけです。片足で立って、周囲を見渡していました。あまり長く滞在せず、すぐに飛んでしまうと、また静寂が訪れるといった感じです。
エゾビタキ

西園に入って、管理事務所と自然学習センターの間の木の上の方に「エゾビタキ」。以前、「コムクドリ」が観察されたポイントの近くです。
すぐに、枝から枝へ移動して、葉の裏になってしまったりで、なかなか撮影できません。それでも、お気に入りのポイントがあるようで、よくとまる枝のてっぺんで、周囲を見渡している様子も観察できました。

カワウ
普段なら「前浜干潟観察デッキ」で「カワウ」を沢山観察できるのですが、今回は数羽のみ。遠くの木の上にとまって毛づくろいをしています。
コガモ

「東淡水池」に何か浮かんでいると気が付き、カメラを向けてみると「コガモ」でした。みんな寝ていて表情が分からず。かなり遠いので判別が難しい・・・。
このあたりで「コガモ」が見られるのは秋から春にかけて。涼しくなってから見られる野鳥です。「コガモ」が渡ってきたんだと思うと、季節の移り変わりを感じます。
コサギ

「ダイサギ」が羽ばたくと、一緒になって羽ばたく「コサギ」。この干潟は、アマサギなどのサギ類、シギやチドリ類が一緒に羽根を休めている姿を見たことがあるのですが、今回はこの2羽だけです。
「コサギ」は他のサギ類と一緒にいるのをよく見かけます。同じ仲間同士、寄り添って生きている姿を見ると心和みますね。
ダイサギ

「東淡水池」に「ダイサギ」が1羽。よく似た「チュウサギ」は、少し秋が深まったころに飛来するので、おそらく「ダイサギ」でしょう。
ゆっくり、のんびりと歩いて獲物を探しています。
モズ

「東観察広場」から見える木のてっぺんに「モズ」。
ずっと背中を向けていて、なかなか表情を確認できません。それでも、特徴的なくちばし(先が曲がっている)は観察できました。
「モズ」は見た目は可愛いけれど、カエルや小鳥を食べたりするし、早贄(はやにえ)といって獲物をすぐに食べず、トゲや鉄線に突き刺す習性があります。なかなかワイルドな野鳥です。
「モズ」も、このあたりでは涼しくなってから観察できる野鳥です。
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