今回観察した野鳥
- アオサギ
- カルガモ
- カワウ
- カワラバト
- カワラヒワ
- キセキレイ
- スズメ
- ダイサギ
- タゲリ
- タヒバリ
- チョウゲンボウ
- トビ
- ハイタカ
- ハクセキレイ
- ヒヨドリ
- ホオジロ
- ムクドリ
- モズ
探鳥記録
- 日時:2022/11/19(土)am
- 探鳥地:平塚市岡崎大橋付近の田んぼと金目川周辺
- 天候:14℃前後 くもりのち秋晴れ
概要
平塚市の岡崎大橋、高砂交差点付近の田んぼには「タゲリ」、その周辺には「タヒバリ」「カワラヒワ」「「ハイタカ」、上空に「ハイタカ」を観察。
「金目川」では、先週(2022年11月12日)に観察できた「アカガシラサギ」はもうおらず、河川でみかけるサギ類やカモ類がメインの探鳥になりました。
感想
花菜ガーデンに駐車して探鳥へ
神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」は、9時オープンですが、8時ころに駐車できた(それより前は入れなかった)ので利用させて頂きました。
普通車は1回500円ですが「花菜ガーデン」で食事をすれば無料。前回同様、美味しいランチ、なかなか良かったです。
ビーフカレーは素揚げの野菜や豆が添えられていています。ルーと一緒に煮た野菜とは一味違って新鮮でした。自宅でも、こんな風に盛り付ければ彩り良くなりますね。
▼ビーフカレー
ほとんどのメニューが1000円前後でした。
花菜ガーデンから自転車で岡崎大橋付近の田んぼ、金目川周辺へ
今回は、車に自転車を積んで探鳥へ。
11月に入り平塚の田んぼに「タゲリ」がいるのは分かったけれど、どこにいるのやら全く見当が付かなかったのです。闇雲に歩いても消耗するので、ここは自転車の力を借りて。
その後、前回遠くに見えた「アカガシラサギ」をもう一度探しに、金目川の山下サイクリング橋付近も寄ってみました。
あちらこちらにタゲリ!平塚の田んぼ
まずは、8月に「セイタカシギ」を観察できた、岡崎大橋付近の田んぼへ。
数分自転車を走らせると、遠くに黒っぽい鳩くらいの大きさの野鳥を発見。よく目を凝らすと、頭のてっぺんに冠羽が!
すぐに見つけられた「タゲリ」です。
静かに近くに寄ると、7羽の「タゲリ」が食事中でした。
このほかにも、自転車を走らせながら周囲の田んぼを見ていると、いたるところに数羽見つけました。地元の方によると「このあたりは結構いるよ」との事でした。
他に分かりやすいポイントとしては、「高砂」の交差点付近。ENEOSウイング セルフ平塚 SS付近の田んぼにも数羽飛来していました。
こういったポイントは、バーダーさんがカメラを構えているので、遠くからでも分かると思います。
金目川でアカガシラサギを探鳥
その後、前回遠くに見えた「アカガシラサギ」をもう一度探しに、金目川の山下サイクリング橋付近も寄ってみました。残念ながら、すでに抜けてしまったようで、バーダーさんも数名しかいません。
ここでは、河川でよく見かける、サギ類やカモ類を探鳥。このほか「チョウゲンボウ」や「トビ」が空高くに見えました。
詳細
田んぼ周辺
タゲリ
小さな集団、あるいは単独で田んぼにいた「タゲリ」。
陽に当たると構造色の玉虫色が美しく輝いていました。しゃんと背筋をのばしながら、細い足でソロリソロリ歩く姿はとても優雅。
まさに田んぼの貴婦人です。
冠羽が揺れて、貴族の羽根付き帽子のよう。
食事中、突然に場所をかえる「タゲリ」。
人や車が近くを通ると警戒します。少しでも危険だと思ったら(危険じゃなくても)一斉に飛び立ってしまう。警戒心強めです。
それでもお気に入りの場所があるようで、しばらくすると戻ってくる様子も確認できました。人間とは、一定の距離を保って過ごしています。
田んぼのケリ。飛ぶ姿は「ケリ」とよく似ています。
タヒバリ
いたるところで確認できた「タヒバリ」。
田んぼや茂みに隠れていると、遠くからでは「スズメ」や「ヒバリ」、ひょっとしたら「ビンズイ」か?と思う雰囲気です。
けれど、近寄ってみると「スズメ」よりも細く、「ヒバリ」のさえずりや冠羽が確認できません。メスで冠羽を立てないのか?いや、「ヒバリ」よりも灰色っぽい背中。「ビンズイ」とも違う色をしています。
「茶色っぽい小鳥」でくくったら全て同じなんですが、微妙な違いで種を判別するのが探鳥の楽しみでもあります。
周囲を警戒しながらの食事。すばしっこく歩いてせわしない野鳥です。
ハイタカ
田んぼを見上げると何やら猛禽が飛んでいます。
翼の形を模様から「ハイタカ」と判断。獲物を見つけたのか、あっという間に遠くの山へ行ってしまいました。
金目川周辺
アオサギ
川幅が広くなった場所で「ダイサギ」「アオサギ」が寄り添って過ごしています。このあたりは、すぐに隠られる茂みがあるため、安心できるようです。
川の水は透明度が高いので、食べ物も豊富なのでしょう。
カワラヒワ
民家の木、田んぼ横、河川敷といった色々な場所でさえずっていた「カワラヒワ」。小さな群れで一緒に行動しています。
キセキレイ
小さな堰で「ハクセキレイ」に似た黄色っぽい体をした野鳥を発見。「キセキレイ」です。すぐさま近くまで降りて、警戒されない距離を保っての撮影。
「キセキレイ」はすばしっこく、とにかくじっとしていません。なかなか距離が縮まりません。
チョウゲンボウ・トビ
金目川の上空では、遠くに「チョウゲンボウ」「トビ」を確認。
「トビ」はここでもカラスと戯れていました。犬猿の仲だと思うのですが、実は仲良しなのか?と思えてくる様子です。