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権現山(弘法山公園)で観察した幼鳥やキビタキなどの野鳥/2022年6月13日

秦野市

今回観察した野鳥

  • ガビチョウ
  • キビタキ
  • コゲラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • メジロ
  • ヤマガラ

探鳥記録

  • 日時:2022/06/13(月)
  • 場所:権現山(弘法山公園)(ごんげんやま・こうぼうやまこうえん)
  • 天候:晴れ・風は穏やか・18℃

概要

今回は、バードサンクチュアリにて水浴びをする野鳥を観察。

5時間滞在した結果、窓から観察できた野鳥は「キビタキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ」の5種類。

観察窓の近くの枝には「コゲラ」。遠くに「ガビチョウ」「キビタキ」「ホトトギス」の声が響いていました。

水浴びをする野鳥を近くで観察できるのは貴重です。のんびり、時間をかけて野鳥と向き合いたいときにオススメ。観察窓が少ないので、訪れるなら子供がいない平日が良いでしょう。

感想

駐車場はいくつかありますが、今回は「浅間山駐車場」にとめました。

浅間山駐車場からバードサンクチュアリまでは急斜面の階段

駐車場は24時間無料なので、朝6時ころに駐車場へ到着。まだ誰も駐車しておらず、平日の良さを実感。駐車できる数は10台前後といったところです。

バードサンクチュアリまで、急斜面に作られた階段を登ることになりました。自分のヒザくらいの高さの階段を斜めに登っていく場所もあります。

テンポよく進めば、10分程度でバードサンクチュアリがある広場へ到着します。

登りきるとひらけた広場があり展望台があります。広場からも富士山や街並みが見え、とても気持ちが良い!

平日は観察窓にゆとりがある

バードサンクチュアリへ到着すると、観察窓を覗ている人が1人しかいませんでした。その後5時間ほど粘りましたが窓が全て埋まる状況にはならず、結果、譲り合う必要もなく快適。

やっぱりここは平日が良いと実感です。

詳細

キビタキ

キビタキのメスです。カラフルなオスに注目しがちですが、じっくり観察するとメスも綺麗。控えめに、そっと水浴び。

シジュウカラ

ヒヨドリ

今回いちばん水浴びしにきたのはヒヨドリです。ヒヨドリがいる間は他の野鳥が来ません。

メジロ

メジロは2~3羽で、何度か来てくれました。けっこう激しくバシャバシャと浴びています。

ヤマガラ

ヤマガラの幼鳥がたまらなく可愛い。

ぽちゃん!と入ってから、しばらく周囲をキョロキョロ。足湯みたいに過ごしてから、突然バシャバシャと羽根を動かす。あどけない表情が愛らしい。

観察窓の考察

権現山(弘法山公園)|バードサンクチュアリの観察窓

観察窓の数と位置

今回、なぜ平日に行ったかというと、観察窓の心配があったからです。観察窓を占領する年配者がいて子供が観察できないとの声が多かったのです。

人はそこに小窓があると覗きたくなるもの。野鳥に興味がなくても、こどもは特に見せて見せてとなるでしょう。声も大きくなって野鳥が逃げてしまう可能性も秘めています。

実際に訪れてみると、観察窓があるゾーンは1か所だけで、座って観察できる高さは4か所のみでした。

高さの違う窓がほかに数か所ありましたが、こどもの目線で覗ける窓は、大人が座って観察できる4つの窓だけという状況。

これでは仕方がありません。

確かに「占領してゆずってくれない」ということもあるでしょうけれど、「撮影している最中にこどもが声をかけてくる」という事もあるでしょう。この手の苦情はどちらにも非があるものです。

こども有無に限らず、座って観察できる窓が4つというのは厳しい。少し高い位置にある窓もあるけれど、中腰で覗くことになるのでこれまた厳しい。

権現山(弘法山公園)のバードサンクチュアリへ訪れるなら平日の早朝が良さそうです。

観察窓から見える水浴び場の景色

窓から覗くと、こんな感じです。

3メートルほどのところに「水浴び場」。ここは雨水をためているのではなく、常に水がチョロチョロと出ているので新鮮です。

「水浴び場」の近くには、野鳥がとまりやすいよう細い枝がくくりつけてあり、多くの野鳥がここでブルブルブル!と羽根をばたつかせて水をとばし、羽繕いをしています。

その時の表情は、より一層可愛らしい。

この水浴び場。ドボン!とお風呂のように入る野鳥もいれば、おそるおそる入る野鳥もいます。あっちいけ!とつついて占領しようとする野鳥も。

それぞれ性格が見えて、なかなか楽しい水浴び場です。

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