今回観察した野鳥
- カイツブリ
- ガビチョウ
- カルガモ
- カワセミ
- キビタキ
- コゲラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/05/21(日)am
- 場所:薬師池公園
- 天候:くもりのち小雨
概要
今回は薬師池、梅林、公園西側の雑木林、福王寺(薬師堂)付近の散策へ。
薬師池では「カイツブリの親子」「カワセミ」、梅林では「コゲラの幼鳥」、公園西側の雑木林では「シジュウカラ」「エナガ」、福王寺(薬師堂)付近では「キビタキ」「ガビチョウ」などを観察できました。
感想
今回は、どんより曇った日に観察。他の公園でも見かける、お馴染みの野鳥がほとんどだったけれど、幼鳥や親子の様子に出会えてほっこり。巣立ちは今の時期だけなので貴重でした。
特に梅林で、可愛らしい聞きなれないさえずりあり、カメラを待機している方に「コゲラの幼鳥」と教えていただきました。しかし、茂みの中です。チラッとしか表情を見れませんでしたが、幼い表情がとっても可愛い。
このほか、「キビタキ」の飛来ポイントを教えていただき、福王寺(薬師堂)の奥へ。さえずりを頼りになんとか撮影しましたが、これまた遠い!
▼大きく育った木々の中にキビタキ
しばらく観察していると、さえずりが移動します。
1時間ほど待機してみましたが、大きな変化もないまま雨が降ってきて断念です。この環境、撮影するのはなかなか厳しいものがあります。
今回の探鳥を振り返ってみると、やや難はあったものの「薬師池公園」は街中の貴重な探鳥地だと思います。
町田市のほぼ中央にあり、周辺には「町田リス園」や「ぼたん園」がある人気のスポット。それでもこんなに野鳥観察を楽しめるのだから有難いです。
詳細
カイツブリ
薬師池で、2羽のカイツブリの幼鳥を観察。
目立たない場所にいたので、親から離れ、獲物を捕る練習をしているように見えました。何度も潜っては出てを繰り返し、身体は水滴がたくさんついています。
遠くで親鳥も泳いでいます。
カイツブリは留鳥。水の上で暮らす水鳥なので、問題が無ければまた会える野鳥です。幼鳥が大きくなって、上手に獲物を捕らえる姿を見るのも楽しみです。
ガビチョウ
どこにでもいる「ガビチョウ」。
場所によっては、あまり近くで観察できません。薬師池公園でも、あちらこちらでさえずりが聞こえてきますが、遠くからの撮影になりました。
カルガモ
「カルガモ」は薬師池の他に、水車小屋付近でも観察できました。
つがいで仲良く寄り添って、とっても可愛らしい。「カルガモ」は身近な水鳥なので、スルーしがちですが、じっくり観察すると癒されます。羽根を整えたり、つがいで移動したり。くちばしの艶や羽毛の模様もとっても綺麗な野鳥です。
カワセミ
薬師池の上を「チチチ・・・」と声をあげながら、飛ぶ姿を見ました。池のまわりに植えられた木の枝にとまったり、飛んだり。
あまりにも早くて撮影出来ず。おそらく、2羽のように思います。
キビタキ
福王寺(薬師堂)の奥で「キビタキ」。
さえずりを頼りに進むと、遠くに確認できました。20メートルくらは離れていました。その後、移動してしまい、しばらく探鳥するも姿は見えず。
キビタキは夏鳥で、会える期間が短い野鳥です。今回、チラッとでも観察できて良かったです。
コゲラ
梅林の茂みに「コゲラの幼鳥」がいました。
コゲラのあの「ギィー!」という強い声ではなく「チーッチーッ・・・」という甘えた小さな声です。親に甘えたいのか、ご飯をおねだりしているのでしょう。
あんまり鳴くと天敵にやられちゃうよ・・・と、ヒヤヒヤしながら観察です。幸い上空に猛禽類はいませんでした。
コゲラの成鳥は、公園西側の雑木林にもいます。あの小さなくちばしで、うまいこと丸く削るんですからスゴイ。頭にかかる負担も大きいでしょうに、たくましいですね。