今回観察した野鳥
- イソシギ
- オオバン
- オナガ
- カワラバト
- カワラヒワ
- コチドリ
- スズガモ
- スズメ
- チュウシャクシギ
- ツグミ
- ツバメ
- ハクセキレイ
- ヒドリガモ
- ヒヨドリ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/04/23(土)am
- 場所:日の出三番瀬沿い緑道
- 天候:曇りのち晴れ
概要
全体的にもやがかかった朝、日の出三番瀬の緑道へ。
海岸では「チュウシャクシギ」の群れ、海面には「スズガモ」「オオバン」をなんとか確認。
朝もやが取れた頃、ビオトープ側で「コチドリ」や「ハクセキレイ」、公園では「カワラヒワ」、草の上で食事する「ムクドリ」などを観察できました。
感想
緑道は海岸から少し高い位置にあり、見下ろすスタイルの観察に。整備されていて、とても歩きやすい場所です。
それにしても・・・全体的に遠い。今回のように朝もやがあると、より見にくい状態になってしまいます。
そして、シギ類は早朝に多くみられました。昼ごろには、ほぼ海岸にはいません。満潮になると、貝類が深く沈んで食事ができないためでしょう。
訪れるなら、お天気の早朝。干潮時がおすすめです。
▼展望スポット付近の緑道より
詳細
展望スポット付近
イソシギ
歩道の衝立にチョコチョコ歩く野鳥がいました。「イソシギ」です。すぐに飛び立ってしまいましたが、かわいらしい表情は観察できました。
オオバン
海岸に「オオバン」。横浜市でもそれほど珍しくない野鳥です。今回は、水かきを横から撮影できてラッキー。
この水かき=弁足(べんそく)のおかげで、水の中の獲物をしっかり捕らえられるのですね。オオバンは他のカモ類の中でも潜水が得意です。
チュウシャクシギ
緑道を歩いて行くと、シギの群れ。「チュウシャクシギ」です。
こんなに1度に沢山観察できるのは、日の出三番瀬沿い緑道ならでは。海面には「オオバン」も見えます。
朝もやがかかって、ぼんやり。
じっくり観察していると、じっと立っているもの、毛づくろいしているもの、マイペースで歩くもの、色んな状態の「チュウシャクシギ」がいて、可愛らしい。
スズガモ
遠くの海面に「スズガモ」。オス、メス仲良く泳いでいます。
一瞬「キンクロハジロ」か!?と思いましたが、もう4月下旬。もし飛来していたとしても、旅だっている時期です。
「スズガモ」は冬鳥とされていますが、わりと長い期間見かけます。
ヒドリガモ
「ヒドリガモ」はわりと近くに数羽泳いでいました。
「メス」は他の野鳥と同じで、地味です。
子孫を確実に残すためには、天敵から見えないほうが良いので必然的な結果。とはいえ、そんな理由はなくても、この地味さが良い。
主張せず目立たないのに、実は美しい。つつましさを感じます。
公園付近
カワラヒワ
公園の木に「カワラヒワ」。
枝や戸建てのフェンスに行ったりきたり。相変わらず、すばしっこいです。
ムクドリ
ようやく朝もやが抜け、陽射しが出てきたころ、公園の広場で「ムクドリ」。
つがいで仲良く食事中でした。公園でみかける「ムクドリ」は、近くを歩いてもあまり逃げません。2メートルくらいまで寄っても食事しています。
ビオトープ付近
コチドリ
3羽ほど「コチドリ」を確認。一般の人が降りられない場所にいました。
ものすごいスピードで歩いてはピタッと止まり、また走っては止まり。突然止まって、毛づくろいしたりと、動作が可愛らしい。
ツグミ
遠すぎて、撮影しませんでしたが冬鳥の「ツグミ」を1羽確認。もうすぐ5月になるというのに「ツグミ」に会えるとは思いませんでした。そろそろ見納めです。