今回観察した野鳥
- ウミネコ
- オオセグロカモメ
- オオソリハシシギ
- オバシギ
- キアシシギ
- コオバシギ
- シロチドリ
- ソリハシシギ
- ダイサギ
- ダイゼン
- トウネン
- ハクセキレイ
- ハマシギ
- ミヤコドリ
- ミユビシギ
- メダイチドリ
探鳥記録
- 日時:2022/09/10(土)
- 場所:ふなばし三番瀬海浜公園
- 天候:晴れ・弱風・夏日
概要
干潮時よりも3時間ほど前に訪れたところ、すでに干潟が出来ており野鳥が飛来していました。野鳥は遠くに出来た干潟のほか、歩いて行けるネットの手前や奥にもいます。
前回同様、すぐ近くに「ウミネコ」が沢山羽根を休めています。遠くに「ダイゼン」「メダイチドリ」「ミユビシギ」が数羽見えました。「キアシシギ」「ソリハシシギ」も時々群れに混ざっています。
「ウミネコ」の近くに「オオセグロカモメ」、「ミユビシギ」の近くに「オバシギ」を観察。遠くに「トウネン」らしき姿も見えます。
感想
ネットを超えて撮影したり、水たまりを歩いてみたり。多くの野鳥はところどころに出来た干潟にいました。
今回は干潮前で、干潟がまだ小さかったため、野鳥との距離がわりと近い場合もありました。干潮になると干潟が広がって、野鳥がどんどん遠くなるので、干潮時刻より少し前に訪れるのも良いなぁと感じました。
とはいえ、あまり近づくと逃げてしまうので、遠くからの撮影ではあります。
出来立ての干潟は歩きにくい
干潟はまだ、ところどころ水が溜まっていたので、短い長靴ではいけない場所もありました。行けそうな深さでも、足を踏み入れると沈んでしまいます。
せっかく野鳥が見えているのに行けないとは。
撮影されていた方の中には、釣り用の長靴の方や、モモの付け根まである防水服や靴を履いている方もいらっしゃいました。低い位置から撮影するためのようです。
長靴は、膝まであるタイプの方がストレスなく歩けそうです。
公園の駐車場は早朝利用できない
朝7時ころ車で訪れたところ、公園の駐車場は開いていませんでした。
このあたりには、歩いて戻ってこれる場所に公共の駐車場が無いので、開門前は公園沿いの道路に路駐するしかありません。しかも、路駐ゾーンは朝7時でほぼ満杯。ズラリと遠くまで路駐の列が出来ています。
探鳥を終えて、9時少し前に公園の駐車場を見ると数台見え、まだ空きがありました。潮干狩りの時期ではないので、この時間ならまだ余裕があります。
車でふなばし三番瀬海浜公園へ行く場合は、8時30分頃に訪れるのが良さそうです。
詳細
ウミネコ
今回も「ウミネコ」は群れで沢山いました。
ほんの3、4メートル先に数羽で羽根の手入れをしていたり、他のシギ類と一緒に食事をしていたり。どの季節でも必ず会える野鳥です。
オオセグロカモメ
「ウミネコ」の群れの中に、茶色の羽毛の幼鳥がいると思ったら「オオセグロカモメ」(おそらく)。並んでみると大きさが違います。
オオソリハシシギ
単独で数羽「オオソリハシシギ」を確認。遠くにぽつんと立っている事が多かったです。
オバシギ
「ミユビシギ」「コオバシギ」の群れと一緒に「オバシギ」。数は少ないけれど、なんとか確認できました。判別がとっても難しい・・・。
キアシシギ
群れで遠くに「キアシシギ」。手前に深い水たまりがあり、近寄ることができません。膝までの長靴があればなぁ・・・。
波打ち際近くの小さな水たまりにも数羽、食事をしていました。
コオバシギ
画面右側の白くて丸っこいのが「ミユビシギ」、左側中央寄りが「オバシギ」、左側奥に「コオバシギ」。ごちゃっと群れでいて、すばしっこく動くので判別がとても難しい。
シロチドリ
「ダイゼン」のそばに、小さくて高速で動く「シロチドリ」。10メートルくらいは離れていたと思います。今回は、2、3羽確認できました。
ダイゼン
ふなばし三番瀬海浜公園では1年を通して確認されている「ダイゼン」。
春、夏、秋と毎回会うことができています。遠くからでも白黒の羽毛がみえて、みつけやすい野鳥です。
ミヤコドリ
7、8メートル先に「ミヤコドリ」。飛来している位置によって、遠くなってしまうのですが、今回は比較的近くで観察できました。
「ミヤコドリ」の目、赤いことを初めて知りました。また、ニンジンと呼ばれるだけあって、くちばしの色も形もニンジンそっくり。
このほか、群れで食事をしている姿も圧巻。遠くからでも分かる羽毛のコントラストが、とても綺麗でした。
ミユビシギ
丸くて可愛らしい「ミユビシギ」。
「オバシギ」と一緒に食事をする姿を確認できました。小さなくちばしを泥の中にさし、何かを食べては移動しての繰り返し。せわしなく動いています。
メダイチドリ
ネットのそばに「メダイチドリ」。わりと大きく感じたので「オオメダイチドリ」かと思ったのですが、違いました。
夏羽の、お腹の茶色がまだ残っています。この茶色が見られるのもあとわずか。ときおり涼しい秋の風を感じる探鳥でした。