今回観察した野鳥
- ウミネコ
- セグロカモメ
- ダイゼン
- トウネン
- トビ
- ハクセキレイ
- ハマシギ
- ミヤコドリ
- ミユビシギ
- モズ
- ユリカモメ
探鳥記録
- 日時:2022/10/22(土)am
- 場所:波崎新港・波崎海水浴場
- 所在地:波崎海水浴場 ≫ 茨城県神栖市波崎字豊ヶ浜
- 天候:くもりのち晴れ 20℃ 風が穏やかな秋晴れ
概要
「妙岐ノ鼻」で野鳥観察後、車で1時間ほどで「波崎新港」と「波崎海水浴場」へ。
波崎新港
「波崎新港」では釣りをしている人が沢山いて、大きな船も見えます。人が降りられる砂浜はありませんでした。
ここでは「トビ」「ウミネコ」「ハクセキレイ」のみ。探鳥には向かないと分かったので、すぐに「波崎海水浴場」へ移動しました。
波崎海水浴場
「波崎海水浴場」では、目の前に砂浜が広がっていて、サーフィンをする人がちらほら見えます。
そのすぐ近くで「ミユビシギ」「トウネン」「ミヤコドリ」「ハマシギ」「ダイゼン」などがいました。上空には「トビ」やカモメ類も飛んでいます。
感想
「波崎海水浴場」は、車で波打ち際近くまで行くことができました。
車で乗り入れができる「波崎海水浴場」
砂浜には、いたるところに車が通った後の轍(わだち)があります。車の乗り入れができる海岸として有名なようでした。
そのため、私も車で移動。野鳥を驚かせないギリギリの距離まで近づき、車の影や窓からシギやチドリ類を観察することができました。歩いてそばまで行くよりも、警戒されないように感じました。
詳細
波崎新港
ウミネコ
「ウミネコ」は、「波崎新港」と「波崎海水浴場」どちらにもいました。
「波崎新港」の「ウミネコ」は、2メートルくらいまで近寄っても無反応。毛づくろいするくらい余裕で立っています。人が早い動きをしなければ、わりと近くで観察できます。
このあたりは釣りをする人が多いので、魚のおこぼれをもらえるのかもしれません。だいぶ人に慣れているようでした。
波崎海水浴場
セグロカモメ
「ウミネコ」にしてはちょっと大きい!と思ったら「セグロカモメ」でした。くちばしの配色や形、顔が違います。
手前には、茶色っぽい羽毛の若鳥も。ちゃんと自分でご飯を食べています。
ダイゼン
海岸の奥に「ダイゼン」が数羽。
「ダイゼン」というと、あごからお腹にかけて黒い夏羽が思い浮かぶのですが、今回は観察した「ダイゼン」全てが白っぽくなっていました。
冬羽に以降したようです。ひょっとしたら幼鳥も混ざっているかもしれません。冬羽の成鳥と幼鳥、よく似ています。
トウネン
「ミユビシギ」の群れを観察していると、ちょっとスリムで色の濃いのが混ざっています。よく見ると「トウネン」でした。くちばしの長さも違いますね。
ハマシギ
波打ち際に3、4羽でポツンと歩いていた「ハマシギ」。なかなか正面で撮影できません。歩くのが早い早い!
それでも、特徴的な少し下を向いたくちばしが分かります。
ミヤコドリ
サーフィンをしている人の数メートル前に、1羽の「ミヤコドリ」。
これまでの観察では、群れで過ごしている印象だったのですが、1羽で過ごしているのは初めて見ました。砂浜から取り出した貝殻を、出したり埋めたり。また出したり。砂の力で中の身を取りたいのかな?
ミユビシギ
「波崎海水浴場」でいちばん多く観察できたのは「ミユビシギ」でした。
遠くから見ると、綿か何かが砂浜に広がっていて、風でなびいてるのかと錯覚するくらい。高速で足を動かし、突然ピタッと止まってまた動くの繰り返し。
止まっている時間はほぼありません。可愛らしいその姿としぐさ、たまりません。
毛づくろいしている時の表情も可愛らしい。