今回観察した野鳥
- ウグイス
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- キジバト
- シジュウカラ
- スズメ
- チョウゲンボウ
- ツバメ
- ハクセキレイ
- ハシブトガラス
- ハッカチョウ
- ヒヨドリ
- ムクドリ
- メジロ
探鳥記録
- 日時:2022/06/19(日)
- 場所:金井遊水地周辺の柏尾川
- 天候:くもり・20℃~27℃湿気あり
概要
「金井遊水地」周辺の「柏尾川」散策へ。
戸塚駅方向へ歩いていくと金井公園の茂みに「ウグイス」、柏尾川では「カルガモ」や「カワセミ」など。このとき「カワセミ」は3羽確認できました。
さらに進むと「チョウゲンボウ」や「ハッカチョウ」。それぞれ幼鳥も見ることができました。
逆に、大船駅方面へ歩いていくと、歩道には「メジロ」や「カワラヒワ」「ツバメの親子」、柏尾川では「アオサギ」や「カルガモの親子」を観察できました。
感想
今回は多くの幼鳥を観察。親子の距離感や幼鳥の表情や仕草が愛らしく、今の時期でしか見られない貴重な観察です。
まず「柏尾川」周辺をチェックしてから「金井川遊水地」へ。どちらも、街中ではなかなか会えない野鳥を観察できました。
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「金井遊水地」から戸塚駅方面の「柏尾川」周辺は草刈りがしてあり、川のすぐそばまで降りられるようになっていました。見通しが良く、休憩スポットもあり居心地の良い場所です。
「金井遊水地」から大船駅方面へ進むと、高速道路を作る工事をしていて途中で途切れます。
けれど、そのまま進んでいくとまた「柏尾川」沿いへ。ここでは、かわいい「カルガモの親子」が印象的でした。
カメラを持った方に聞いてみると「ササゴイ」が見られるとのこと。今日は何時間待っても会えないんだよねと苦笑しておられました。
「金井遊水地」はアシの茂みにくる水鳥、「柏尾川」では水辺の野鳥といったところ。街中にありながら、この両方を1度に楽しめる探鳥地は貴重に思います。
詳細
【戸塚駅方面】
ウグイス
柏尾川沿いを歩いていると、隣接している金井公園の木から「ウグイス」の声。かなり近く、人が通ってもその声が遠くなることはありません。これはチャンス!
しばらく観察していると、いました!。でも、次の瞬間にはもう葉の奥に行ってしまい、なかなか全身を見ることが出来ません。
相変わらず撮影しにくい野鳥です。
カワセミ
「チチチ・・・」と高いさえずりに振り返ると、2羽のカワセミが飛んでいます。少し離れた場所にも1羽確認。親子の可能性が高いです。「柏尾川」には巣があるようです。
キジバト
どこでも見かける「キジバト」ですが、とっても仲良しのつがいと出会いました。くちばしを重ね合って寄り添っています。その表情はとっても幸せそう。
チョウゲンボウ
幼鳥が1羽、飛ぼうとするけれど勇気が出なくてひっこんでしまう・・・という姿を観察。地元の方にお聞きしたところ、他の幼鳥はもう巣立っているけれど、この子はまだ勇気が出ないようです。
チョウゲンボウの一生のうちで、こんな姿を見られるのはほんの一時。
そんな姿を、遠くから見守る親鳥も時々確認できました。
ハッカチョウ
「ムクドリ」に似ているんだけど、声が違う。飛んだ時の翼に白い羽毛が見える!「ハッカチョウ」です。ここでも、幼鳥と離れて見守る親鳥がいます。
幼鳥はまだ額の冠羽が無くて、つるんとしています。
「ハッカチョウ」は、もとは飼い鳥だった外来種。たくましく生きて増えたのですね。
【大船駅方面】
カルガモの親子
大船駅方面へ進んでいくと、工事していて川沿いを歩けなくなりました。それでも進んでいくと、ようやく「柏尾川」が見えてきます。
「カルガモ」の親の近くで2羽の幼鳥を確認。「カルガモ」は10個前後の卵を産むので、たった2羽というのが切ない気持ちになります。ひょっとしたらもう少し幼鳥がいて、茂みで見えないだけかもしれません。
ツバメ
親鳥のそばで幼鳥が電線にとまっていました。まだ表情があどけなく、尾も短いです。
「ツバメ」の撮影は、飛んでるとブレるし、下からだと背景が空で白飛び(白抜け)しやすいうえに、構図も表情もいまひとつ。なかなか難しい被写体ですね。