今回観察した野鳥
- イソヒヨドリ
- サバクヒタキ
- ジョウビタキ
- スズメ
- トビ
- ヒヨドリ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/12/4(日)am
- 場所:神奈川県藤沢市鵠沼海岸
- 天候:くもりのち晴れ 体感7℃
概要
相模湾を望む、藤沢市の鵠沼海岸。海から約2キロほどの畑に「サバクヒタキ」が1羽飛来。朝7時半頃に姿を現し、時々どこかへ行ってはまた飛来するの繰り返し。
このほか「ジョウビタキ」「イソヒヨドリ」も同じ敷地内に飛来しました。
いちばん近くに立てるコンビニの駐車場は「野鳥撮影禁止」の貼り紙がされており、10メートル以上離れた道路側からの撮影になりました。
感想
街中に突然現れた珍鳥
11月中旬ころから、「サバクヒタキ」が藤沢市鵠沼海岸の街中で観察されていました。2023年1月現在は、あまり観察されていないようです。
本来「サバクヒタキ」は、北アフリカやモンゴルなどの乾燥地帯で繁殖する野鳥なので、日本で見られるのは稀。まして海辺が近い住宅街に飛来するなんて、まずないでしょう。
ここには、ちょっと立ち寄ったようです(迷鳥)。
営業妨害になっていないか?
珍鳥となると、やっぱり観察したくなるもの。
すぐ近くから撮影できるコンビニの駐車場で、三脚を立てたり、人だかりが出来たり。車中泊をした人もいた・・・なんて噂もありました。
実際どうだったのかは分かりませんが、立ち入り禁止の貼り紙をされたという事は、似たような状況だったのでしょう。そりゃぁ近くで観察したいですからね。けど、営業妨害は駄目ですね。
私が訪れた時には、10名ほどのバーダーさんが歩道から観察。皆様マナー良く、静かに撮影されていました。歩行者の方の迷惑にならないよう、重なって人が立たないよう声を掛け合って。
街中というのが厳しい場所ですし、遠くからの撮影でしたが・・・トラブルも無く、何とか観察できてラッキーでした。
詳細
イソヒヨドリ
海に近いこともあって、このあたりでは「イソヒヨドリ」をよく見かけます。今回も、オスメス両方が降りてくれました。
時々、オス同士で縄張り争いをしているようにも見えました。
サバクヒタキ
朝、7時半ころに降りてきた「サバクヒタキ」。
コンビニの排気ダスト周辺や、田んぼのビニール袋の上に行ったり来たり。しばらく畑にいたあとで、またどこかに飛んでいく・・・という繰り返しでした。
ちょこんととまって周囲を見つめる姿、ヒタキ系独特の可愛らしさです。
ぱっと見た感じでは、春夏の「ノビタキ」に似ています。でも、じっくり見ると羽毛の色が違う。黒と砂漠色のコントラストがとっても綺麗。
ジョウビタキ
同じヒタキ系の「ジョウビタキ」のメスも降りてきました。
「サバクヒタキ」と雰囲気がよく似ています。コンビニ横のフェンスに数秒だけとまった後、どこかに飛んでいきました。
スズメ
お!「サバクヒタキ」かな!と思ったら、「スズメ」が数羽で降りてきました。奥に貼られた貼り紙を見ると、自分は大丈夫だろうか・・・と思ったり。
トビ
遠くの空に「トビ」が旋回していました。「イソヒヨドリ」と同じように、このあたりではよく見かける野鳥です。