今回観察した野鳥
- アオサギ
- アオジ
- アメリカヒドリ
- ウグイス
- エナガ
- オオバン
- オカヨシガモ
- カイツブリ
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- カワラバト
- カワラヒワ
- カンムリカイツブリ
- キジバト
- キセキレイ
- キンクロハジロ
- コゲラ
- コサギ
- シジュウカラ
- ジョウビタキ
- スズガモ
- スズメ
- セグロセキレイ
- ダイサギ
- タヒバリ
- ツグミ
- ハクセキレイ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- ヒドリガモ
- ヒヨドリ
- ホシハジロ
- マガモ
- ムクドリ
- モズ
- ユリカモメ
- ヨシガモ
探鳥記録
- 日時:2023/1/8(日)
- 場所:水元公園
- 所在地:東京都葛西区水元公園3-2
- 天候:くもりのち晴れ・10℃
概要
公園全体に水場があり、歩いているといたるところに野鳥の気配を感じます。
水辺の他に、ヨシ原や田んぼ、高木、バードサンクチュアリや観察窓があり、探鳥に飽きることがありませんでした。
以下は印象に残った観察結果です。
小合溜(こあいだめ)
大きな溜池が、細長く続いています。
沢山のカモ類(ホシハジロ、マガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、カルガモ、キンクロハジロなど)や「カンムリカイツブリ」のほか、「ユリカモメ」も羽根を休めていました。
遠くからの撮影で問題なければ、この小合溜(こあいだめ)をじっくり探鳥するのも楽しそうです。
水元大橋周辺
駐車場から500メートルほど歩いた場所に、大きな橋「水元大橋」が見えてきます。橋を渡ると、花壇やベンチがあり、休憩しながらの探鳥も可能でした。
ここでは、「タヒバリ」「ヒドリガモ」がベンチの近くまで来てくれました。沢山の「ヒドリガモ」の中に「アメリカヒドリ」のハイブリットも確認。目の周りがだいぶ緑色になっていました。
バードサンクチュアリ
実際のところ、歩いて探鳥した方が多くの出会いがありました。
観察窓から見えるのは主にカモ類、サギ類。バードサンクチュアリ周辺では「カワラヒワ」「ツグミ」なども観察できました。
蓮池・噴水広場周辺
水場を求めてやってきた「キセキレイ」「ムクドリ」「セグロセキレイ」、近くの歩道沿いでは「エナガ」「シジュウカラ」などを観察。
感想
水場たっぷり!都会のオアシス
水辺が沢山あるそばに雑木林やヨシがあり、野鳥たちの気配が多い印象でした。溜池の上にいるカモ類は大抵遠くにいるのですが、陸に上がっている野鳥は近くで観察できるチャンスがあります。
都心にありながら、季節を問わず野鳥との出会いを楽しめる貴重な公園だと思います。
カワセミは4番観察窓から観察
「カワセミ」は4番観察窓からが1番はっきりと見えました。私が観察したときは、7、8メートルは離れていました。
ただ、水がだいぶ濁っていて、魚がホントにいるのかな?と思うような環境です。それでも「カワセミ」が来るのだから、野鳥にとっての環境は良いのでしょうね。
他にも水辺ゾーンや、歩道からも「カワセミ」のさえずりは聞こえてきました。
「水元かわせみの里」は水が濁っていて、野鳥の気配は全くありません。天候に影響を受けたのか?うまく循環していないのかな?といった印象でした。
詳細
アメリカヒドリ(ヒドリガモとのハイブリット)
水元大橋付近のベンチに「アメリカヒドリ」と「ヒドリガモ」のハイブリットが歩いていました。完全な「アメリカヒドリ」とはいえないその姿。水面にも、目のまわりの緑色が大きく広がっている「ヒドリガモ」が何羽かいます。
「ヒドリガモ」と「アメリカヒドリ」は一緒に行動することがあるので、交配種が誕生することがあるでしょうね。
別の探鳥地(鶴岡八幡宮)では、一緒に泳いでいる姿を確認しています。
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エナガ
バードサンクチュアリや歩道の樹木でも見かけた「エナガ」。撮影しやすかったのは噴水広場でした。ちょうど陽が当たってくれたので、なんとかその表情をとらえました。
どうしても下から見上げる角度になってしまいますね。
カワセミ
4番観察窓から見えた「カワセミ」。
他のポイントでも見かけましたが、他のポイントよりも近く(7、8メートル先)に「カワセミ」を観察できました。
野鳥に興味がある人しか来ないので、比較的静か。驚かせることなく撮影できるのも良いところですね。
カワラヒワ
歩道から見える高木や、バードサンクチュアリ周辺の樹木で見かけた「カワラヒワ」。小さな群れで実をついばんでいました。
バードサンクチュアリでは、窓よりも周辺の植栽の方が野鳥の気配を感じました。
キセキレイ
噴水広場で、えいや!と羽ばたいていた「キセキレイ」。すばしっこくて、こんなひどい結果に・・・。羽毛に空気を溜めて丸っこくなっていて可愛らしい。
体制を低く静かに待っていれば、すぐ近くに来てくれそうなポイントです。
セグロセキレイ
「キセキレイ」と同じ噴水広場付近で「セグロセキレイ」。人のすぐそばで、高速で動いています。今回は、2~3羽確認できました。
タヒバリ
水元大橋付近のベンチで休憩していると、2、3メートル先に来てくれた「タヒバリ」。とにかく慌ただしく動いています。
それでも、素早く動いたりして驚かせなければ、わりと観察しやすく感じました。
ヒドリガモ
今回観察したカモ類の中で、いちばん近くで撮影できたのが「ヒドリガモ」。
水元大橋付近の釣り堀あたりで浮かんでいたり、歩道近くの溜池で休んでいたり。陸に上がって食事していたり。
あまり近すぎると逃げてしまうので、5~6メートルくらい距離を保てば観察できます。
「ヒドリガモ」の目の周り。緑色がかっている様子はこれくらいが、よく見かける範囲ですね。口元が笑っているように見えて可愛らしい。
陸に上がって、もしゃもしゃ食べています。
美味しそうにしている表情もまた愛らしいカモです。
ホシハジロ・キンクロハジロ
駐車場から溜池を眺めてすぐに目に入ったのが、遠くにいる「ホシハジロ」と「キンクロハジロ」。群れで沢山いるのですが遠かった・・・。
上画像は、めいっぱい拡大して撮影したもの。ぼやけていますが、なんとか種は確認できました。
数時間公園にいましたが「ホシハジロ」「キンクロハジロ」を近くで見ることは叶いませんでした。
ユリカモメ
「ホシハジロ」と一緒に白くてまるっこい水鳥が数羽。「ユリカモメ」です。お風呂に入っているみたいに浮かんでいます。時々目を細めてウトウトと。
杭の端っこに、つま先だけでとまる子も。朝陽に当たって、気持ちよさそうに寛いでいます。