今回観察した野鳥
- アオサギ
- アマサギ
- イソシギ
- ウミネコ
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- カワラヒワ
- キアシシギ
- キンクロハジロ
- コサギ
- コチドリ
- ササゴイ
- スズメ
- ソリハシシギ
- ダイサギ
- チュウサギ
- ハクセキレイ
- ホシハジロ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/08/06 (日)am
- 場所:東京港野鳥公園
- 天候:晴れ 33℃越え
概要
今回は、潮入りの池方面をメインに「アマサギ」「ササゴイ」などを観察。池の中に1羽だけ「キンクロハジロ」を確認できました。
ネイチャーセンターのがたがたウォークからは「キアシシギ」10羽の中に1羽だけ「ソリハシシギ」を確認。その群れの中に「ホシハジロ」も混ざっていました。
このほか、自然生態園では「カワセミ」「カワラヒワ」など。今回も多くの野鳥を観察できました。
感想
今回は、冬鳥の「キンクロハジロ」「ホシハジロ」を早くも観察できて季節の移り変わりを感じました。「ホシハジロ」のまわりには「キアシシギ」が10羽ほど群れていて可愛らしい。
このほか、珍しい「ソリハシシギ」「アマサギ」も確認。
ほんとにアマサギ?
「アマサギ」に関しては、そう言われればそう見えるけれど・・・もやもや感はぬぐえないという結果に。
というのも、夏のアマサギ独特の「黄金色」は皆無だから。白いサギしかいません。しかも、コサギよりも小さいサギはいるような、いないような。
とはいえ・・・。
観察窓のどよめきは尋常じゃなく、シャッター音が響き渡っていたし、東京港野鳥公園のレンジャー(観察員)の方が書かれているブログでも、以下の白い「アマサギ」を紹介されていたので、納得することにしました。
▼「アマサギ」と思われる野鳥
確かに奥にいるコサギよりも小さい。くちばしはチュウサギよりも短く、下側が少し赤みがかかっている(ように見える)。
しかし・・・「アマサギ」が白い羽毛になるには少々早くないか?いや、ひょっとしたら幼鳥なのか。こんな疑問が頭をぐるぐるしながらもシャッターを切るのでした。
この「アマサギ」は沢山のサギ類の中に紛れています。
▼2号の観察窓 アマサギ混ざるサギ類
ネイチャーセンターのホワイトボード
今回もネイチャーセンターでは情報を上げてくださっていました。
公式サイトでも、入り口でも観察された野鳥をリアルタイムで紹介してくださるので、今はどんな野鳥が来てるのかな?と動きを知るだけでも楽しいです。
詳細
アマサギ
潮入りの池の干潟にいたサギ類に混ざっていた「アマサギ」(と思われる)。
まだ8月初旬なのだから、黄金色の夏羽である「アマサギ」を見たかったなぁというのが本音。これが「アマサギ」かどうかは怪しいですが、前述通り。周囲の反応により納得することにしました。
カルガモ
沢山の「カルガモ」が列を作って泳いでいました。ざっと数えて10羽くらい。ほとんどの雛が無事大きくなったようです。
このあたりでは、猛禽類も飛来しているので油断なりませんが、幼鳥の数の多さからすると隠れやすい場所が沢山あるのでしょう。
カワウ
「カワウ」は、前浜干潟の観察窓から。
わりと近く(3,4メートル)での観察。潮入りの池から見える木のてっぺんでも確認できます。群れで、同じ方向を見ている姿、なかなかカッコいいです。
カワセミ
淡水池にて「カワセミ」。3号の観察窓でボーッと景色を見ていたら、突然現れました。3号や4号は、飛来する野鳥が少ないので嬉しい出会いです。
しばらく獲物を捕獲してから、奥の茂みへ飛んでしまいました。
カワラヒワ
稲が植えられている近くに咲くヒマワリに「カワラヒワ」。つがいで静かにとまっていました。ヒマワリのタネ、好きみたいですね。
キアシシギ
ネイチャーセンター2階のスクリーンに映し出されていた「キアシシギ」の群れ。窓からかろうじて確認できました。
「ホシハジロ」「コサギ」「ソリハシシギ」と一緒にいます。
地下の「がたがたウォーク」からも観察できました。
キンクロハジロ
遠すぎて小さいですが、1羽だけ「キンクロハジロ」を確認しました。いっけん「ホシハジロ」かと思いましたが、よ~く見ると頭のてっぺんにフサフサしたものがついています。
冬鳥なのに、もう渡ってきたとは。それとも迷いこんだのか・・・。まだセミが鳴く8月上旬に「キンクロハジロ」に会えるとは嬉しい観察になりました。
コサギ
「コサギ」は淡水池、潮入りの池どちらでも確認できました。他の野鳥と一緒に過ごしている事も多かったです。
ササゴイ
1号2号観察窓から、潮入りの池奥の木に「ササゴイ」。
後ろを向いていたときは「アオサギ」そっくりだったのですが、じっくり観察すると「ササゴイ」でした。しばらく同じ場所で過ごし、あくびをしたり体の向きを変えたり。
なかなか水面へ飛び込みません。
ソリハシシギ
「ソリハシシギ」が1羽だけ「キアシシギ」の群れに混ざっていました。
「キアシシギ」に似ていますが、くちばしが上にそっています。お腹の模様も無く、脚がオレンジ色がかった黄色。パッと見た感じでは分かりません。観察員の方に教えて頂きました。
この「ソリハシシギ」・・・。「キアシシギ」と一緒に渡ってきたのか。単独で行動しているのか。たまたまここで合流したのかもしれません。
チュウサギ
「コサギ」よりも一回り大きい「チュウサギ」。
「チュウサギ」は「コサギ」と一緒にいるシーンをよく見ます。
ホシハジロ
「キアシシギ」「ソリハシシギ」と一緒にいた「ホシハジロ」。
「ホシハジロ」は冬鳥。まさか8月に会えるとは!迷い鳥なのか、一足早く飛来したのか。たくましく越冬してほしいですね。
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