今回観察した野鳥
- アオサギ
- オオバン
- オカヨシガモ
- カイツブリ
- カルガモ
- カワウ
- カワラバト
- カワラヒワ
- コガモ
- コサギ
- スズメ
- ダイサギ
- タシギ
- チョウゲンボウ
- トモエガモ
- ハクセキレイ
- ハシビロガモ
- バン
探鳥記録
- 日時:2022/11/26(土)
- 場所:境川遊水地公園
- 天候:晴れ・風は穏やか・15℃
概要
今回も今田遊水地をメインに探鳥へ。途中、今田管理センターで、今見られている野鳥の情報を得ることができました。
渡りの冬鳥がだいぶ増えていて、「トモエガモ」の他に「オカヨシガモ」「ハシビロガモ」「オオバン」が、留鳥の「カルガモ」と一緒に過ごしていました。多くのカモは茂みにもいたので、ひょっとしたら茂みに「ヨシガモ」が混ざっていたかもしれません。
このほかアシの茂みから飛び出した「タシギ」と「バン」も、一瞬だけ遠くから観察できました。
そんな中、「チョウゲンボウ」が水面すれすれの位置に急降下。何も捕らずに遠くへ飛んでいきました。カモ達が一斉に飛んで、避難する様子も観察できました。
この他、境川の向こう側では「カワラヒワ」が群れでとまっています。
感想
今回も「今田遊水地」の駐車場を利用。今田管理センターに寄って、情報を得てから探鳥へ。
今田管理センターの情報
まずは、階段を登り「今田管理センター」へ。
先月(10月30日)には紹介されていなかった「ハヤブサ」「トモエガモ」「ゴイサギ」「ウミウ」が掲示されていました。先月に続き「ヨシゴイ」「マガン」「エナガ」「ヒクイナ」なども紹介されています。
タイムリーな情報を掲示してくださるので、とっても有難いコーナーです。
▼2022年11月26日の掲示
▼2022年10月30日の掲示
詳細
オオバン
遠くの水面のほかに、干潟のようになった場所に「オオバン」。
数羽で一生懸命についばんでいます。すぐ近くに茂みがあるためか、人が通ってもあまり警戒しません。安心して食事をしているようでした。
オカヨシガモ・カイツブリ・カルガモ・カワウ・コガモ
遠くの水面、小さなシマの近くに見えたカモ類。くちばしをうずめて寝ている状態が多く、なかなか判別が難しく感じます。
カワラヒワ
境川の向こう側、民家の近くにある雑木林てっぺんに「カワラヒワ」。7、8羽でとまっていました。
コサギ
あちらこちらで見かけた「コサギ」。
中でも印象的だったのは、カモ類が休んでいる杭のあたりをズンズン進んでいく「コサギ」。歩くたびにカモ類が「わ!来た!にげろー!」という感じで、何羽もその場を離れていく。
普段は仲良く一緒にいるけれども、突然の動きには驚いてしまうようですね。
タシギ
水面の途中、シマとシマの間。
数秒だけ姿を見せてくれた「タシギ」。あぁ…もう少し出てきて~っ!と願うも、すぐにまた茂みに入ってしまいました。「タシギ」の羽毛の色と模様、うまい具合に周辺に溶け込んでいます。
チョウゲンボウ
突然上空から、カモ類のいる水面へ急降下してきた「チョウゲンボウ」。
杭やシマで休んでいたカモ類、全員が羽根を広げて移動する様子を観察しました。獲物を見つけたというよりも、何かいないいかな?と探っているようでした。
目を閉じて、杭で休んでいるカモ類も実は完全に寝ていない。ちゃんと危機を察して、すぐに素早い動きが出来るのだからスゴイ。気が休まらないでしょうに。
「チョウゲンボウ」にとっても死活問題なのだけれど、杭で寝ていないで、茂みでゆっくり休んで欲しいと思ってしまいます。
トモエガモ
カモ類の中に、一見「ヨシガモ」と思える「トモエガモ」のオスが数羽。ファインダーをのぞくと、「ヨシガモ」よりも緑色が少なく、顔に白い筋のようなものが見えます。
サイクリングロードから今田遊水地を見下ろす位置。軽く30メートルはありますが、それでも白い筋は撮影できました。メスは判別が難しいのですが、この模様のお陰でオスは確認できました。
杭の上で休んでいるオスもいます。
座ってしまうと、大福のよう。
器用にバランスをとって休んでいます。地面にべったり座るよりも羽毛が汚れないので、居心地が良いのかもしれませんね。
ハシビロガモ
遊水地側の歩道を歩いていると、ツーッと泳いできた「ハシビロガモ」。5、6メートル先といったところ。何やら食事できたのかな?という様子。数羽確認できました。
バン
「タシギ」が表れた場所の近く、シマとシマの間に見える水面に「バン」。
「タシギ」と同じく、一瞬だけ姿を見せてくれました。このあとすぐに暗い茂みへ。警戒心が強いのか、茂みの足元でよく見かける野鳥です。