県立四季の森公園は、横浜市緑区と旭区にまたがる大きな公園です。子供が集まる池や遊具、里山や自然の風景を感じられる公園で、梅雨前にはホタル観賞もできます。
自然豊かな公園なので、様々な野鳥が訪れます。北口から入ってすぐに見える「はす池」ではカワセミを撮影する人が多いことで有名。「はす池」の近くにある「ビジターセンター」で情報を得るのも楽しいです。
野鳥を観察できる場所は「はす池」やせせらぎがある湿った場所、人が少ない通路の樹木奥などで見ることが出来ます。
公園内はかなり広いので、まずは「はす池」でカワセミをチェックし、テンションを上げるのがオススメです。
探鳥地の詳細
MAP
アクセス
JR中山駅から約1キロ。徒歩約14分で行くことができます。
バスも出ていますが、おすすめは徒歩。ルートはとてもシンプルです。緑区役所付近にある「南区役所前」バス停のあたりに「県立四季の森公園プロムナード」の看板があります。まずはそこを目指しましょう。
県立四季の森公園プロムナードで歩いて行こう!!
この「県立四季の森公園プロムナード」は、車が通らない静かな道です。途中で、公園まであとどれくらいなのかを示す案内板がありますし、途中にある公園で手を洗ったりも出来ます。
休憩できるベンチがいくつかあるので、寒い日は暖をとったり、暑い日は水分補給などできてオススメです。
このルートには小さな川が流れているので、野鳥が来そうなイメージでしたがあまり期待できません。民家もあるので撮影は厳しいです。
車で行くなら平日の早い時間に
利用するなら遅くても10時前までが良いでしょう。平日は駐車場が無料ですが、お天気が良い日やイベント特には早く満車になってしまいます。
土日祝日は有料(500円)。朝から家族連れの車で賑わいます。
8:30前に観察する場合は、公共の駐車場を利用しましょう。すぐ近くに、24時間600円で利用できる場所が数か所あります。
特徴
県立四季の森公園は、初心者バーダーさんには厳しい環境です。
里山や自然の風景が広がる場所は、樹木が生い茂っていて冬でも「鳴き声」しか聞こえない事が多々あるからです。テンションが少し下がってしまったら「はす池」のカワセミに癒されましょう。
冬は「ヤマガラ」が思わぬところで水浴びしていたり、「コゲラ」が力強くドラミングする姿、枯れ枝の隙間から「アオジ」を見ることができました。
春になるとパタッと個体数は少なく感じますが、「ヤマガラ」や「ウグイス」、「コジュケイ」と出会うこともあります。
おすすめポイント
基本的に人があまり行かず、水場がある場所は静かに探鳥できます。
- はす池
- ピクニック広場
- 湧き水
- 炭焼き小屋
- 花木園
- 里山
この中で、穴場は人が少ない「里山」「ピクニック広場」付近。
「里山」周辺では、夏は気配があまりありませんが、冬から春にかけて「メジロ」や「ウグイス」を梅の木で観察したり、高い位置から野鳥を撮影できます。
「ピクニック広場」では、開けた場所にベンチがあり人はまばら。座っていると「ルリビタキ」や「ジョウビタキ」のさえずりが聞こえます。
観察できる野鳥
以下は過去に見られた野鳥です。
(50音順)
- アオサギ
- アオジ
- イカルチドリ
- イソシギ
- イソヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- オオカワラヒワ
- オオジュリン
- オオタカ
- オオバン
- オオヨシガモ
- オオヨシキリ
- オカヨシガモ
- オナガガモ
- カイツブリ
- カラス
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- カワラバト
- カワラヒワ
- カンムリカイツブリ
- キジバト
- キセキレイ
- キンクロハジロ
- クイナ
- クビワキンクロ
- ゴイサギ
- コガモ
- コゲラ
- コサギ
- コチョウゲンボウ
- コミミズク
- シジュウカラ
- シメ
- ジョウビタキ
- シロハラ
- スズガモ
- スズメ
- セグロカモメ
- セグロセキレイ
- セッカ
- ダイサギ
- タシギ
- タヒバリ
- チュウサギ
- チョウゲンボウ
- ツグミ
- ツバメ
- トビ
- トモエガモ
- トラフズク
- ノスリ
- ハイタカ
- ハクセキレイ
- ハシビロガモ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- バン
- ヒクイナ
- ヒドリガモ
- ヒヨドリ
- ベニマシコ
- ホオジロ
- ホシハジロ
- マガモ
- マルガモ
- ミコアイサ
- ミサゴ
- ムクドリ
- ムジセッカ
- メジロ
- メジロガモ
- モズ
- ヨシガモ