今回観察した野鳥
- アオサギ
- アオジ
- イカル
- エナガ
- オオバン
- オナガガモ
- カイツブリ
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- キジバト
- キンクロハジロ
- ゴイサギ
- コガモ
- シジュウカラ
- ツグミ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- バン
- ヒヨドリ
- ホシハジロ
- マガモ
- メジロ
- ヨシガモ
- ワカケホンセイインコ(公園周辺で観察)
探鳥記録
- 日時:2022/12/29(木)
- 場所:石神井公園(しゃくじいこうえん)
- 所在地:東京都練馬区石神井台1-26
- 天候:くもりのち晴れ・体感7℃
概要
石神井池
沢山の水鳥「アオサギ・オオバン・オナガガモ・カイツブリ・カルガモ・カワウ・キンクロハジロ・コガモ・バン・ホシハジロ・マガモ・ヨシガモ」などを観察。
泳いだり、茂みで休んだりしながら、のんびりと過ごしています。
三宝寺池周辺
三宝寺池でも上記の水鳥、その周辺では「カワセミ」、その先の湧水周辺に「ゴイサギ」が置き物のように立っていました。
その少し奥にある「野鳥誘致林」では沢山のさえずりが聞こえてきます。観察窓から「メジロ」「シジュウカラ」「エナガ」「キジバト」のほかに「イカル」も観察。
公園の歩道
歩道には大きな樹木が並び、高い位置に「ツグミ」「ヒヨドリ」、それよりも少し低い位置には「シジュウカラ」「エナガ」、茂みには「アオジ」を観察。
アキニレの実には沢山の野鳥が飛来していました。
石神井公園周辺
「ワカケホンセイインコ」は園内を離れ、7、8分歩いた場所で確認。高木の上の方に、数羽でさえずっており、そのうちの1羽はまだ子供のようでした。
感想
都会のオアシスに集まる野鳥
水場を求める野鳥たちの気配を感じられる公園でした。大きな池以外にも、小さな水場もあります。野鳥たちが羽を休めたくなるような環境でした。
かなり魅力的な環境なのですが、2つの大きな池は細く長く、その周辺をぐるりと一周歩くと3、4キロにもなります。
時間的余裕がないと、全てをまわるのは厳しそうな印象です。
ポイントを絞って散策するのならば、野鳥誘致林や水辺観察園がある三宝寺池周辺をメインに探鳥するのが良さそうでした。比較的人が少なく、野鳥のさえずりをじっくり聞くことができます。
大木を見上げ、空を見る時間もまた良しです。
魅力的な野鳥誘致林
三宝寺池の端にある「野鳥誘致林」は、フェンスに囲まれて立ち入ることができない雑木林でした。観察窓からその様子をチェックすることができます。
水場があり、野鳥たちが水浴びに来ている様子を見たり、枝にとまる様子を見たり。
フェンス越しにも、色々な野鳥をチェックすることができます。
木々が高く茂っていて暗いので、撮影するのは難しい感じでした。それでも、運よく明るい枝にとまってくれたらラッキーですね。
詳細
オナガガモ
陸にあがっていた「オナガガモ」。オスメス一緒に、狭いところに身を寄せ合って休んでいます。目を閉じると、白目みたいに見えるのがまた可愛いですね。
カイツブリ
マイペースであちらこちらで潜水していた「カイツブリ」。すぐ近くで獲物を捕らえていた子もいました。だいぶ人に慣れているようです。
カワセミ
大砲レンズを持った人が数名。何かを撮影していたので、便乗してみると「カワセミ」でした。「カワセミ」までの距離はまぁまぁ遠く、10メートル以上はあったと思います。
キジバト
「野鳥誘致林」の観察窓から見える水場に「キジバト」。
この周辺の草地や枝にも、数羽飛来していました。「キジ」のような美しい翼は、落ち葉に混ざってカサコソと動くと、本当に分かりにくくなります。良いカモフラージュになっていますね。
ゴイサギ
三宝寺池の湧水、ねりまの名木・石神井公園のメタセコイア周辺に「ゴイサギ」。一見、何かの案内板か置き物かと思うくらいに動かずに立っていました。可愛すぎる!
「ゴイサギ」までの距離は7、8メートルといったところ。歩道から見える茂みにいます。手前に水場があるので近くに寄ることは出来ません。
逆にそんな場所だからこそ、安心して立てるのでしょうね。
瞳がとっても綺麗。何と可愛らしい表情をしているのでしょう。
顔や首回りの羽毛は細いのですね。くちばしの下、途中から喉に繋がっている。
ちょうど陽が当たって、羽毛の様子を観察できました。
その後、だんだんと歩行者が増え、人の声が賑やかになると茂みに入って行きました。そりゃぁ、暗くて静かな環境の方が安心しますよね。
シジュウカラ
「野鳥誘致林」の観察窓付近の「シジュウカラ」。モミジの赤と黒いネクタイが良い感じに合っています。「シジュウカラ」は他の場所でも沢山見かけました。
ツグミ
あちらこちらでさえずっていた「ツグミ」。
どの「ツグミ」も木の上の方にいて、地面に降りた状態では観察できませんでした。まだ警戒しているのかもしれません。
ヒヨドリ
あちらこちらで、ヒヨー!とさえずる「ヒヨドリ」。三宝寺池付近の赤い実をついばんでいた時が、一番近くで観察できました。
マガモ
「石神井池」にて。ボート乗り場からは遠い茂み付近に「マガモ」。美しい羽毛が陽に当たって綺麗でした。それほど多くはおらず、数羽で泳いでいます。
ワカケホンセイインコ
「石神井公園」の中を、じっくり歩いたのですが「ワカケホンセイインコ」のさえずりは聞こえませんでした。時間帯が違うのか、探鳥場所が微妙に違うのか。
諦めて「石神井公園」周辺の飲食店を探していると、聞き慣れない大きなさえずりが。
「ギュー!キュルキュル!ピュー!」という「インコ」と「オナガ」を合わせたような。太い声で叫ぶ「ヒドリガモ」のような。せわしない感じ。
木の上の方を見上げると、数羽で枝を行ったり来たり。葉と同じような色をしていて、すぐに見失ってしまいます。そして、じっとしていませんね!
何とか撮影したものの、下から見上げる角度なので怖い表情に。
いくら野生化したとはいえ・・・今もペットとして飼われているくらい可愛い野鳥なんです。角度によって、まるで違う表情になりますね。