今回観察した野鳥
- アオサギ
- イソシギ
- イソヒヨドリ
- エナガ
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- カワラバト
- キジバト
- コサギ
- シジュウカラ
- スズメ
- ハクセキレイ
- ハシボソガラス
- ムクドリ
- モズ
探鳥記録
- 日時:2022/09/03(土)am
- 場所:鶴見川と恩田川の合流地点
- 天候:くもりのち晴れ 多湿・27℃前後
概要
鴨居駅周辺から恩田川方面の鶴見川へ。合流地点を目指しました。
恩田川との合流地点周辺は「カワウ」「カルガモ」の他に「イソヒヨドリ」「イソシギ」など、他の地点よりも多くの野鳥を観察しました。
9月に入ってすぐの今回、遠いアンテナ付近に「モズ」を発見。秋の訪れを感じる出会いでした。
感想
秋らしい涼しい風と、夏のジメジメした湿度が混ざる天気。真夏の直射日光ではないけれど、歩くと汗が目に入る多湿の午前中でした。
合流地点がいちばん多くの野鳥と出会いましたが、途中の鶴見川では、川のヘリに「イソシギ」がちょこちょこ歩く姿、「カルガモ」「アオサギ」「コサギ」も遠くに見えました。
そんな中、今回プチストレスだったのは、大きく茂った雑草。歩道には、身長くらいまで伸びた雑草が歩道の両サイドに垂れて、ジョギングやサイクリングをする人とすれ違う時には、探鳥を中断せねばなりません。
この雑草、草刈り後は餌を求めて野鳥が飛来します。秋深くなると、茂った葉も枯れて見通しが良くなり、渡り鳥もやって来る時期です。秋冬、また訪れたい探鳥地です。
詳細
アオサギ
合流地点付近の小さな島に「アオサギ」。遠くからでも目立つ大きさです。
「カルガモ」と一緒に過ごしている「アオサギ」もいました。
イソシギ
かなり遠くのシマに「イソシギ」。
「イソシギ」は時折、2、3羽でさえずりながら飛んでいる姿も確認できました。このほか、川の外側にできた小さな土のかたまりにも。
5月に訪れたときよりも多く観察できました。
イソヒヨドリ
合流地点で周囲を見ていたら、すぐ近くのフェンスに「イソヒヨドリ」のメス。
曇りの暗い中、地味な模様なので「イソヒヨドリ」だと分かるまで、タイムラグがありました。このフェンスと川を行ったり来たり。
このほか、工場の屋根付近にオスも確認。かなり遠かったけれど、何とかお腹のオレンジ色は確認できました。
背中が青くないので、幼鳥でしょう。
カワウ
「カワウ」はどの地点でも数羽、点々と確認できました。
そんな中、なかなか魚を呑み込めず、振り回りていた「カワウ」を発見。こんなに大きな魚を噛まずに飲み込んでしまうのだから、まさに「鵜呑み※」です。喉の皮、よく伸びるようですね。
※鵜呑み:ウが魚を丸飲みすることから、物事をよく理解する前に受け入れることの例え
カワセミ
2羽のカワセミが、高速で「チチチ・・・」と鳴きながら飛んでいました。青く光る背中の羽根が、遠くからでも良く見えます。
川に垂れた枝にとまり、魚を捕らえていました。(遠すぎて、デジタルズームしても豆粒。撮影はしませんでした)
スズメ
鴨居駅周辺に「スズメ」。頬の黒い色の薄さ、あどけない表情から幼鳥のようでした。
まだ幼鳥なのに、尻尾も翼もボロボロ。喧嘩したのか、襲われたのか。辛い目にあっても、守ってくれる相手はいない、厳しい世界に生きていると思うと胸がキュッとなります。
たくましく生きて欲しいですね。
モズ
スズメにしては尾が長い・・・と思い、撮影したら「モズ」でした。
かなり遠くて、全く解像していませんが、それでも「モズ」の表情は確認できました。尾を上下に揺らしながら、周囲を警戒しています。
「モズ」と出会う時期になったんだな、と秋の訪れを感じる探鳥になりました。