薬師池公園の特徴と観察されている野鳥

薬師池公園は、古民家や福王寺（薬師堂）がある公園です。園内は整備されており、ハス田やあじさい園、藤棚、梅林など四季折々の植物がみられます。

野鳥を観察しやすいポイントは、薬師池、ハス田、梅林、公園西側の雑木林、福王寺（薬師堂）付近など多くあります。

探鳥地の詳細

2020年4月に、薬師池公園周辺の施設（ぼたん園やリス園）も含め「町田薬師池公園四季彩の杜」としてオープンしています。イベント時には人が沢山訪れるので早朝の利用が良いでしょう。

薬師池公園にある薬師池やハス田、せせらぎなどの水場を求めて野鳥が飛来します。

また、公園周辺の雑木林からも野鳥のさえずりが多く聞こえてきます。西側の雑木林は歩道があるので比較的観察しやすいポイントです。

チェックしたいポイントは

など。

このほか、広場付近や古民家裏、水車小屋付近でも観察されています。

薬師池公園へ訪れたら、まず「薬師池」はチェックしておきたいポイントです。池の中には水鳥が羽を休められる小屋や雑草の茂みがあります。

春は「カイツブリ」の子育て、冬は「オシドリ」、四季を通じて「カワセミ」やカモ類を観察できます。

冬の間は枯渇して野鳥はあまり見られませんが、春から夏にかけては「カワセミ」が多く目撃されています。常連の地元の方によると、親子で4、5数羽水浴びしている様子を観察されたようです（画像を見せて頂いた）。

梅林は季節を通してチェックしたいポイントです。

花が咲くころになると「コゲラ」「ウグイス」「メジロ」「ヒヨドリ」など。花が終わった5月頃には「コゲラの幼鳥」も親鳥を求めて鳴いています。

また、秋冬には「ジョウビタキ」や「ルリビタキ」が羽を休めにとまる事もあります。

古民家（旧永井家）付近から奥に歩道があります。

秋冬は落葉するので野鳥を観察しやすいポイントです。「エナガ」「コゲラ」「シジュウカラ」「ヤマガラ」といった小鳥や「ガビチョウ」などを観察できます。

福王寺（薬師堂）までの急な階段を登り、しばらく進むと木々が大きく育った場所に出ます。ここでは初夏に「キビタキ」のさえずりが聞こえてきます。