今回観察した野鳥
- アカハラ
- イカル
- エナガ
- オオルリ
- カケス
- カワラヒワ
- キセキレイ
- クロジ
- クロツグミ
- コゲラ
- シジュウカラ
- ジョウビタキ
- スズメ
- ソウシチョウ
- ツバメ
- トビ
- ハシブトガラス
- ヒヨドリ
- ホオアカ
- ヤマガラ
探鳥記録
- 日時:2022/08/20(土)am
- 場所:富士山須山口登山歩道 静岡県裾野市須山2255-39付近
- 天候:晴れ・25℃前後
概要
富士山の裾。閉館した「富士山資料館」の駐車場を借りて散策開始。水源がある「弁当場」へ向かいました。
駐車場のすぐ近くに「ホオアカ」、水場がある高い木に「イカル」「カケス」、歩道の木々には「オオルリ」「コガラ」など。
目標にしていた「弁当場」では野鳥の気配は全くありません。その周辺で「ソウシチョウ」「クロツグミ」「ヤマガラ」などを観察できました。
感想
まだ湿気はあるものの、秋の気配を感じる朝でした。
歩道は見通しが良く、葉が茂っていても見つけやすく感じます。水場は豊富で、野鳥が訪れやすい環境です。ところどころにベンチ、案内板があり、慣れない道の手助けをしてくれます。
今回は、街中の公園では会えない野鳥がメインの観察になりました。
夏で葉が多いため、枝かぶり、暗くて不鮮明な画像が多くなってしまいましたが、充実した観察になりました。
富士山資料館を目標に訪問
周辺は自衛隊のエリア、広場が広がっていて、目印になるものを見つけるのは難しい場所です。
2022年4月に閉館した「富士山資料館」を目じるしにすると分かりやすいです。「富士山資料館」のすぐ近くに、駐車場と須山口登山歩道への道案内看板があります。
自衛隊の実弾練習の音
「富士山資料館」のすぐ近くに、自衛隊用の道路も見えます。
この日は自衛隊の実弾練習中で、ドーン!ドーン!と音が響いていました。この、ドーン!という音、野鳥は慣れたものなのか、音に驚いて飛び立つ野鳥はいませんでした。
弁当場水源地の野鳥観察は時期を選ぶ
弁当場水源地へは案内看板が立っているので、迷うことなく行く事が出来ます。
「弁当場水源地」に到着し、1時間近く待機するも、野鳥の気配を感じません。周辺からは、遠くにカラ類のさえずりが聞こえる程度でした。
水を求めて飛来する野鳥は全くいません。水を求める人間は数回お会いしました。
地元の方によると、このあたりは春から秋にかけてがベストだそうです。「コマドリ」がいたよと教えて頂きました。
詳細
アカハラ
水場の斜面に「アカハラ」。赤い実をくわえたら、サッとその場を離れてしまいました。
イカル
25メートルくらい先にある高い枝に「イカル」。
この日はまぁまぁ陽射しがあったので、なんとか黄色のくちばし、羽根の青い色は確認できました。奥の枝から出てきたのは、ほんの数秒。
エナガ・コゲラ・シジュウカラ
見通しの良い歩道に置かれたベンチそばに、カラ類のさえずりが聞こえてきました。近寄ってみると「エナガ」「コゲラ」「シジュウカラ」が気忙しく枝から枝へ移動しています。
カラ類の鳴き声がするときは、これらが一緒にいることが多いですね。
オオルリ
歩道の途中、高い枝の上に「オオルリ」。
頭が茶色いので幼鳥でしょう。
頭から尻尾が真っ青な成鳥、なかなか近くで出会えません。
カケス
これまた遠くに、何やら青い翼の野鳥がいる!とファインダーを見ると「カケス」です。「イカル」と同じくらい、たぶん25メートルは離れていたと思います。
なんて凛々しいお姿。
あぁ・・・なのに、手前の枝にピントが合ってしまう。手動で焦点を変えようとモタモタしていたら、飛び立ってしまいました。
キセキレイ
大きな水場に「キセキレイ」。一瞬だけ岩場にとまり、すぐに飛び立ってしまいました。
クロツグミ
暗くて枝が込み合った場所に「クロツグミ」。どうしても葉がかぶってしまいますが、何とか撮影。とぼけた表情に癒されます。
ソウシチョウ
「弁当場水源」周辺の木々から、「キビタキ」と「ガビチョウ」のさえずりを混ぜたようなさえずり。枝の隙間から撮影してみると「ソウシチョウ」でした。
しばらく進んだ道路沿いの木では、ペアで過ごしていました。
こんなに可愛らしい姿をしているのに「外来種」。
「ウグイス」や「オオルリ」の営巣地とかぶり、駆逐されてしまう危険があるそうです。現在はペットとして飼う事は禁止されています。
ツバメ
「富士山資料館」付近の電線に、6、70羽いや100羽くらいはいたかな?と思うほどの「ツバメ」。
その光景を見たのは午前中だけ。午後に見たときには3羽ほどしかいませんでした。
ホオアカ
頬が赤くないけれど、Googleでは「ホオアカ」と認識されました。ほんとかな・・・。今回いちばん近くで撮影できました。
ヤマガラ
暗い歩道を歩いていると、突然目の前に飛んできた「ヤマガラ」。
本人も驚いたようで、すぐに別の枝へ移動してしまいました。人に慣れやすい種なので、ひょっとしたら好奇心から飛んできたのかもしれません。