今回観察した野鳥
- カオグロガビチョウ
- カルガモ
- カワウ
- シジュウカラ
- スズメ
- ハクセキレイ
- ヒヨドリ
- ホオジロ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/06/04(土)am
- 場所:多摩川トライアングル周辺
- 所在地:多摩川緑地くじら運動公園(東京都昭島市宮沢町3丁目)付近
- 天候:晴れ
「多摩川緑地くじら運動公園」は、野球場、テニスコート、ソフトボール場が多摩川沿いにならぶ運動公園です。
概要
別の探鳥地から、多摩川沿いにある「多摩川緑地くじら運動公園」へ。
多摩川では向こう岸から「オオヨシキリ」の声(姿は見えず)。歩道には「カオグロガビチョウ」や「ウグイス」「ヒヨドリ」「ホオジロ」など。
野球場1面付近の水門では、数羽の「カルガモ」や「ハクセキレイ」を観察しました。
感想
「多摩川緑地くじら運動公園」から多摩川へいくと、向こう岸から「オオヨシキリ」の大きな声がしてきますが、姿は見えず。遠くに「カワウ」「サギ」が見えました。
ここは、川のすぐ目の前まで行けるので、身近に自然を感じられる場所。親子連れが何かを釣って遊んでいました。その分、人を感じるのか「ムクドリ」以外に野鳥の気配はありません。
▼目の前に広い川が流れる
園内に戻り、緑豊かな歩道を歩いていると、頭が黒い「カオグロガビチョウ」が目の前を横切ります。歩道沿いの木にある実を食べては、川沿いの茂みへ戻るの繰り返し。
じっと観察していると「ヒヨドリ」も飛来しました。「コジュケイ」や「ウグイス」の声もします。
この歩道は、水辺に近く隠れる場所が多いので、野鳥が飛来しやすいようです。秋冬、もう一度訪れてみたい探鳥地です。
▼緑豊かな歩道
詳細
カオグロガビチョウ
隣は野球場という、ちょっと騒がしい場所に「カオグロガビチョウ」が飛来。外来種です。
あまり高く飛ばず、木の実や昆虫を食べるのだそう。だから、目の前を横切って木の実がある木へ飛んだのですね。
全国に分布していないので、見つけたらラッキーです。
「カオグロガビチョウ」や「ヒヨドリ」は、桑の実を食べていました。
カルガモ
水門の近くの流れには、綺麗な藻が流れていて「カルガモ」が数羽泳いでいました。親子のようです。わりと警戒心が強く、近寄るとスーッと逃げてしまう。
水かきの足跡が至る所にあったので、人がいないときには上陸しているのでしょう。
ヒヨドリ
「カオグロガビチョウ」が飛来した木に、何羽か「ヒヨドリ」も確認。
同じように実を食べています。硬そうに見えるけれど、どうやって食べるのか。青空にグレーのボディが映えます。
「ヒヨドリ」は身近すぎる野鳥ですが、じっくり観察するとなかなか可愛い。ほっぺたのオレンジ色がアクセント。
ホオジロ
歩道沿いに美しいさえずり。観察してみると遠くに「ホオジロ」がいました。「ホオジロ」はどこでも、比較的見つけやすい場所でさえずってくれるので嬉しい。
この近くには「マムシに注意」とかかれた看板が数か所あり。ちょっとビビッてしまいますが、マムシがいるという事は、ネズミやカエルもいる自然豊かな場所とも言えます。
ムクドリ
駐車場付近の水たまりに「ムクドリ」の群れ。気持ちよさそうに水浴びをしていました。
水浴びの時間は無防備で危険なためか、同じ場所で長く浴びません。サっと水に入ってバシャバシャ!っと数回羽ばたいたら、すぐ出る。また水に入って、水を浴びての繰り返し。
そんな親鳥のそばで、毛の色がまだ薄い幼鳥も。ちょこんと立って周囲を見ています。水浴びはしていません。怖いのか、水浴びの仕方が分からないのか。これからいろいろな事を、親鳥と一緒に学ぶのでしょう。
「ムクドリ」の繁殖期は7月ころまで。こういった可愛い光景は初夏くらいまで楽しめそうです。