今回観察した野鳥
- ウミネコ
- カワウ
- カンムリカイツブリ
- シロチドリ
- スズガモ
- スズメ
- ダイサギ
- ダイゼン
- ハマシギ
- ミヤコドリ
- ミユビシギ
- ムナグロ
- ユリカモメ
探鳥記録
- 日時:2022/10/29(土)
- 場所:ふなばし三番瀬海浜公園
- 天候:晴れ・弱風・15℃
概要
穏やかな風、秋晴れの探鳥になりました。
ネットが張られているそばで「ムナグロ」「ダイゼン」「ハマシギ」、「ミユビシギ」の群れ、遠くに「ミヤコドリ」「ウミネコ」「ユリカモメ」を観察。
東側の堤防からは、遠くに「カンムリカイツブリ」が2羽、このほか「カイツブリ」やカモ類、サギ類も数羽確認できました。
感想
この日の干潮時刻は13時ころ。12時半頃に観察を始めてみると、すでに干潟は出来ていました。中潮だったため、それほど大きな干潟ではなく、意外と近くで観察できたように感じます。
ただ、水たまりが深くてシギやチドリがいる場所までなかなか近寄れません。ふくらはぎまでの長さではズブズブ入ってしまい四苦八苦。何度か訪れてみて、やっぱり膝まである長靴が歩きやすいと思いました。
比較的近くで、群れで移動する「ミユビシギ」や「ハマシギ」、ポツンと立っている「シロチドリ」が何とも愛らしく、いつまでも観察していたいと思う探鳥になりました。
詳細
ウミネコ
東側の堤防から見える、立ち入り禁止区域にびっしりと「ウミネコ」の群れ。手前には「ミヤコドリ」も数羽見えます。ひょっとしたら「ユリカモメ」も混ざっているかもしれません。
陽射しを浴びて、気持ちよさそうに羽根を休めています。
カンムリカイツブリ
東側の堤防から海を見ていると、首が長い何かが見える!とカメラを向けてみると「カンムリカイツブリ」でした。2羽で付かず離れず潜水しながら移動です。
ピンク色のくちばしが、とってもキュート。体感で30メートルは離れていたと思います。なかなか近くで観察できない野鳥のひとつです。
ダイサギ
お馴染みのサギ類も海に飛来していました。「ダイサギ」と「ユリカモメ」が仲良く同じ場所にいます。サギ類は、カモ類とも一緒に過ごしているのをよく見かけます。助け合って、共存しているのかもしれません。
ダイゼン
夏とは全く違う色の羽毛をしていた「ダイゼン」。涼しくなって非繁殖期になると、お腹の黒い羽毛がこんな風に変わります。
ひょっとしたら幼鳥の可能性もありますが・・・私には違いを判別するのは至難の業です。
▼8月中旬の「ダイゼン」夏羽
ハマシギ
「ミユビシギ」に混ざって、あるいは単独で食事をする「ハマシギ」。「ミユビシギ」よりも少しスリムで色が濃い。くちばしが少し長いので案外見つけやすいです。
ミヤコドリ
いつも遠くで獲物を探す「ミヤコドリ」。「ミユビシギ」や「コチドリ」とは違う場所で見つけることが多い野鳥です。今回は数羽のみ。
遠くからでも、ニンジンみたいなくちばしがよく目立っていました。
ミユビシギ
「ピュピュピュ・・・」と可愛くさえずって、高速で歩く「ミユビシギ」。丸っこいボデイに可愛らしい瞳、たまりません。小さく散らばった綿が、風で一斉に流れていくような早い動き。
中には、水たまりで一生懸命に水浴びする「ミユビシギ」もいます。あぁもう可愛すぎでしょう。
ムナグロ
夏羽の「ダイゼン」とよく似ていますが、背中側の黄金色が濃い「ムナグロ」。黄金色の羽毛に陽に当たって、とても美しい・・・。
確認できた数は3、4羽といったところ。それほど多くありませんでした。
ユリカモメ
さえずりながら、海上を飛ぶ「ユリカモメ」。冬鳥の到来です。
「ウミネコ」よりも少し小さく、くちばしと脚は赤っぽい色。顔のほっぺたあたりにある黒い羽毛が際立っています。飛んでいるときの足元も可愛らしいですね。