今回観察した野鳥
浮島地区 妙岐ノ鼻周辺
- アオサギ
- ウミネコ
- オオカワラヒワ
- オオタカ
- オオバン
- カルガモ
- カワウ
- カワラヒワ
- キジバト
- スズメ
- セグロカモメ
- チュウヒ
- トビ
- ハクセキレイ
- ハシブトガラス
- ヒバリ
- ホオジロ
- マガモ
- モズ
和田公園周辺
- アオサギ
- ウミネコ
- スズメ
- トビ
- ハクセキレイ
- ハシブトガラス
- ユリカモメ
- モズ
探鳥記録
- 日時:2022/10/22(土)am
- 場所:
- 茨城県稲敷市 浮島地区 妙岐ノ鼻
- 茨城県稲敷市 和田公園
- 天候:くもりのち晴れ 20℃ 風が穏やかな秋晴れ
概要
浮島地区「妙岐ノ鼻」周辺を探鳥したあとに「和田公園」周辺へ。
「妙岐ノ鼻」は稲敷大橋付近にある大きな湿地。野鳥観察小屋や湿生植物を観察できる木道があります。そこから約4キロ先にある「和田公園」は「霞ヶ浦」沿い。
どちらも大きな湖「霞ヶ浦」に隣接した探鳥地です。
浮島地区 妙岐ノ鼻周辺
妙岐ノ鼻で確認された主な野鳥:チュウヒ・オオセッカ・オオヨシキリ・コヨシキリ・コジュリン
稲敷市 観光の情報
「妙岐ノ鼻」周辺では、ヨシ原に「ホオジロ」「モズ」が目立つところでさえずり、野鳥観察小屋付近では「チュウヒ」や「マガモ」の群れ。
稲敷大橋を渡っていると遠くに「オオタカ」、草刈した場所には「ヒバリ」が数羽さえずっています。歩道から見える茂みには「オオカワラヒワ」「スズメ」など。
稲敷大橋から見える湖、霞ヶ浦では、カモ類「カワウ」「オオバン」が見えましたが、遠すぎて詳しい判別できませんでした。
一旦駐車場に戻り、カントリーライン206号線を歩いてみると、ハスの水場やため池のような場所がありましたがシギやチドリ類はいません。2週間ほど前には確認されていたので、もう旅立ったようです。
和田公園周辺
「和田公園」周辺は、すぐ目の前に湖「霞ヶ浦」があり景観が良い場所です。
シギやチドリを期待していたのですが、実際に確認できたのは主に「ウミネコ」「トビ」「セグロカモメ」「モズ」「ハクセキレイ」。海辺でもよく見かける野鳥といったところ。
「和田公園」周辺は「妙岐ノ鼻」のような湿地はありませんでした。船着き場やキャンプ場、道路が整備されていて、シギやチドリが飛来する環境ではなさそうです。
感想
「和田公園」周辺は、その環境から海や湖で見られる野鳥といったところで納得しましたが、「妙岐ノ鼻」は想像以上に広すぎました。
なわばりの主張にさえずってくれる「モズ」や「ホオジロ」は目立つものの、そのほかの野鳥はどれも遠くからの観察になりました。公式サイトによると、東京ドーム約10個分もの広大な湿原で、関東で最大級のヨシ原だそうです。
とはいえ、時間を作って野鳥観察小屋でじっくり観察するのも良さそうです。
妙岐ノ鼻 野鳥観察小屋
駐車場からは約700メートル。のんびり歩くと10分ほどで到着します。案内板があるので迷うことはありません。その間、アシ原を見ながら進むので、他の野鳥たちとの出会いも楽しめます。
到着すると、遠くに「霞ヶ浦」「稲敷大橋」が見えます。時々、空に猛禽類の姿を確認できました。
野鳥観察小屋は屋根がついていて、雨風をしのげるようになっています。
壁には、見られる野鳥の紹介がされています。貴重な「オオセッカ」「コジュリン」など。その中でも「ハイイロチュウヒ」だけに「お知らせ」の説明がありました。
冬になると「ハイイロチュウヒ」を観察しにくるバーダーさんが多くなるんだそうです。個体数が少ないので、貴重ですね。
手すりベンチがあり、居心地が良い環境です。
窓からは水辺が見えます。
今回、小さな水辺に「マガモ」の群れを確認。20メートルくらい離れていても、歩く人を感じると飛び立ってしまう。なかなか警戒心が強い野鳥でした。
妙岐ノ鼻 駐車場
整備された、トイレがある駐車場。
目の前には、妙岐ノ鼻のアシ原が広がります。すぐそばに「観察小屋」への看板やMAPがあるので、迷わずに探鳥できました。
詳細
浮島地区 妙岐ノ鼻周辺
アオサギ
妙岐ノ鼻の駐車場から徒歩数分、レンコン(ハス)の休耕田にて「アオサギ」。ポツンと1羽立っています。
ここはレンコン(ハス)が植えられていた場所のようです。このような場所は、駐車場周辺にもあります。カントリーライン206号線沿いでは、数か所でレンコン(ハス)を販売していました。
オオカワラヒワ
稲敷大橋を渡り、歩道へ進むと「オオカワラヒワ」がさえずっていました。このあたりはアシ原が広がっていて、「スズメ」も沢山飛んできます。
オオタカ
稲敷大橋を渡っていると、遠くの枯れ枝に何やら猛禽がいます。
チラッと見えたそのお腹は白っぽく、横を向いた顔には、特徴的な白い眉斑(白い眉毛のように見える)が見えます。「オオタカ」でした。
しかし遠い・・・。体感では40メートル以上先。肉眼で1センチといった感じです。
オオバン・カルガモ・カワウ
稲敷大橋を渡っていると「霞ヶ浦」に杭のようなものが固まっている箇所がありました。ファインダー越しに「オオバン・カルガモ・カワウ」が見えました。
小さいカモっぽい野鳥が見えるので、ひょっとしたら「カイツブリ」もいたのかもしれません。これまた遠くて、判別は難しい・・・。
セグロカモメ
稲敷大橋の電灯に「セグロカモメ」が1羽。
チュウヒ
野鳥観察小屋付近の空に何やら飛んでいます。「チュウヒ」(たぶん)でした。
公式サイトでも観察できる猛禽として紹介されていますし、浅いV字で飛んでいたので、そう判断しました。
ヒバリ
「オオカワラヒワ」がさえずっていた場所の反対側、民家の近くで「ヒバリ」。草刈りが終わったばかりのようで、出てきた種子や虫を食べているようです。草の香りがしていました。
ホオジロ
アシ原の数か所で観察できた「ホオジロ」。わりと目立つ場所にいて、美しい声でさえずっていました。
マガモ
野鳥観察小屋のすぐ近くを群れで飛んでいた「マガモ」。少しでも人の気配に気付くと、あっという間に飛んで行ってしまいます。
モズ
「ホオジロ」同様に、アシ原で目立つ場所でさえずり。遠くからでもその声で、居場所がわかってしまう野鳥です。
和田公園周辺
アオサギ・ウミネコ・スズメ・トビ・ハシブトガラス・ユリカモメ・モズ
海や川で見かける、お馴染みの野鳥を観察。遠かったので撮影はしませんでした。
ハクセキレイ
一瞬だけ、近くの茂みに降りてくれた「ハクセキレイ」。
時々、こんな感じで顔の周りが黄色っぽい個体を見かけます。これは、若鳥に見られる特徴のようです。