今回観察した野鳥
- アオサギ
- オオバン
- オカヨシガモ
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- カワラバト
- カワラヒワ
- クイナ
- コガモ
- コサギ
- ジョウビタキ
- スズメ
- ノスリ
- ハイタカ
- ハクセキレイ
- ハシビロガモ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- バン
- ヒヨドリ
- ホシハジロ
- マガモ
- ミコアイサ
- ムクドリ
- モズ
探鳥記録
- 日時:2022/12/11(日)
- 場所:新横浜公園
- 天候:くもり・風は穏やか・9℃
概要
今回は大池をメインに観察しました。
大池では「ミコアイサ」のメスを1羽、この他、多くのカモ類「マガモ」「オカヨシガモ」「ハシビロガモ」「ホシハジロ」「カルガモ」を確認。今回は「ヒドリガモ」が見当たりませんでした。茂みで寝ているのかもしれません。
他にも、大池の奥にあるシマ(茂み)から「クイナ」「バン」が顔を出し、「オオバン」は陸と大池の両方で観察。
上空では「ハイタカ」が旋回しています。鉄塔には、いつも羽根を休めている「ノスリ」も確認できました。
歩道の樹木には「ジョウビタキ」「モズ」「カワラヒワ」、遠くのフェンスに「カワセミ」、ジョギングをしている人の足元に「ハクセキレイ」など、沢山の野鳥観察ができました。
感想
今回は、新横浜公園の冬鳥として人気がある「ミコアイサ」、メスを1羽だけ観察できました。もう少し気温が下がったらオスも飛来するかもしれません。昨シーズン(2022年)はオスを1月に観察しています。
「ミコアイサ」の他に、「クイナ」が茂みから出てきてくれたのもラッキーでした。遠くて、鮮明には撮影できませんでしたが、鮮やかな赤い下くちばしを観察。暗い茂みにいる事が多い野鳥です。
園内の植物は紅葉が過ぎ、ススキの穂は少なくなって揺れています。年末を感じる探鳥になりました。
詳細
オオバン
人の気配を感じると、にげろ~人間がきた~・・・という感じで、ワラワラと水面へ行ってしまう「オオバン」。その様子が、なんとも間抜けな感じで可愛い水鳥です。
体勢を低くして、動かずに観察していると、2、3メートル先まで来てくれます。早い動きをされると、驚いてしまうようですね。
カワセミ
歩道を歩いていると、チチチチ・・・と甲高い鳴き声。「カワセミ」が1羽、遠くのフェンスにとまっていました。新横浜公園では、わりとよく見かける野鳥です。
タイミングが良ければ、大池付近のせせらぎでも会えますし、手すりで羽根を休めている事もあります。
クイナ
大池の遠くのシマ(茂み)に、何がが動いている・・・。ゴミか何かが揺れているのかな。と思いきや「クイナ」でした。(ゴミと勘違いしてごめんね。)
鮮やかなくちばしのお陰で、その姿を追うことが出来ました。
しばらく観察していると、隣のシマ(茂み)へ泳いで移動。
泳いでくれたので、なんとか全身を観察できました。地味なような、派手なような。枯れ葉に溶け込む姿です。
ノスリ
大池から見える鉄塔に、いつもいる「ノスリ」。
大抵はカラスと場所取りバトルしています。実は仲良しなのか?。それとも、この場所がそんなに魅力があるのか?
今回も遠くからやってくるカラスと一緒に撮影です。
ハイタカ
上空には、ゆうゆうと旋回する「ハイタカ」が1羽。
猛禽が来ると、小鳥やカモ類は隠れてしまいます。
ハクセキレイ
どこでも見かける「ハクセキレイ」。今回も自由にあちらこちら、飛びまわっていました。
よく見ると、瞳のあたりに1本黒い筋が通っています。なかなかイケてるチャームポイントです。まだ、それほど寒くないのか丸くなっていません。
ハシビロガモ
数羽、茂み付近で羽根を休めていた「ハシビロガモ」。
目に見えたのはメスが多いように感じました。繁殖期が終わり、オスはだいぶ地味になっています。
バン
黒っぽいカモ!と思ったら「バン」。「オオバン」と一緒に、静かに泳いでいます。「オオバン」ほど多くはおらず、大抵は単独で過ごしています。
「バン」と「オオバン」、比較すると体の大きさがだいぶ違いますね。
マガモ
「カルガモ」と混ざって、時々見かけた「マガモ」。楽しそうに泳いでいます。
ミコアイサ
まるで、幼い「カイツブリ」のように、頻繁に潜水する「ミコアイサ」のメス。そんなに何度も潜って食事出来てるのか?と思うくらい。時々何かを食べている姿は見えました。
ひょっとしたら、水中の方が安全だと分かっているのかもしれません。時々、他のカモ類の中に混ざって息抜きをしているように見えます。
モズ
今回は、数か所でさえずっていた「モズ」。
低木の上の方にとまってくれたので、比較的近くで撮影できました。時々首をかしげ、可愛らしいその表情にやられました。
こんなに可愛いのに、はやにえ(獲物を突き刺して保存する習性)をするとは。でも、それは人の価値観。野鳥にとっては、生きていくための賢い知恵でもありますね。