今回観察した野鳥
- アオサギ
- オオハクチョウ
- オオバン
- オカヨシガモ
- オナガガモ
- カイツブリ
- カシラダカ
- カルガモ
- カワウ
- カンムリカイツブリ
- コウノトリ
- コサギ
- コハクチョウ
- シジュウカラ
- ジョウビタキ
- スズメ
- セグロセキレイ
- ダイサギ
- ツグミ
- トビ
- ハクセキレイ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- ヒドリガモ
- ヒバリ
- ヒヨドリ
- マガモ
- ミコアイサ
- ミサゴ
- ミヤマガラス
- メジロ
探鳥記録
- 日時:2022/12/30(金)
- 場所:多々良沼(たたらぬま)
- 所在地:群馬県館林市日向町
- 天候:晴れ・3℃
概要
多々良沼は外周6~7キロ。今回はポイントを絞り、自転車で探鳥することにしました。
多々良沼
「松沼南駐車場」に車をとめてスタート。
すぐ近くには大きな「多々良沼」が広がっています。
歩道から見える水面には「カイツブリ」「カワウ」「ダイサギ」など。陸に上がって羽根を休める沢山の「ヒドリガモ」も見えました。
多々良沼公園付近の田んぼ
駐車場前の道路奥、「多々良沼公園」付近の田んぼに1羽の「コウノトリ」、地面には「タヒバリ」「セグロセキレイ」「ミヤマガラス」が見えました。
ガバ沼
自転車で「ガバ沼」へ移動中、「ツグミ」「ヒヨドリ」「トビ」「シジュウカラ」などを観察。
「ガバ沼」には休憩所や「白鳥観察施設」があります。通りがかりに、のんびりと景色を眺めている方もいて地域の方の癒しスポットになっています。
ここでは「オオハクチョウ」「コハクチョウ」、沢山の「オナガガモ」を観察しました。
「ガバ沼」の白鳥観察施設では「ハクチョウ」の数をカウントしている掲示板があります。11月上旬から少しずつ飛来数が増えています。
浮島辨財天(うきしまべんざいてん)付近
水面には「カルガモ」「オナガガモ」「マガモ」「ヒドリガモ」のほかに「ミコアイサ」も混ざって見えます。ときおり「オオハクチョウ」が数羽、上空を飛んでいました。
浮島辨財天(うきしまべんざいてん)から松沼南駐車場へ
多々良沼を望む、ゆるやかな道が続きます。その間、歩道にある樹木に「カシラダカ」や「メジロ」、遠くに「ミサゴ」が見えました。
感想
広い!自転車で探鳥へ
今回は、車に自転車を積んでの訪問です。「多々良沼」のまわりを、ゆっくり自転車で探鳥。以下の順にポイントを絞って観察です。
- 松沼南駐車場→多々良沼公園 0.5キロ
- 多々良沼公園→ガバ沼 2キロ
- ガバ沼→浮島辨財天 1キロ
- 浮島辨財天→松沼南駐車場 3キロ
自転車は時短になるのですが、見つけてもすぐに撮影できないので、カメラを構えたときにはもう飛んでしまうという事は多々ありました。
時間的余裕があれば、例えば「ガバ沼」や「浮島辨財天」周辺で「オオハクチョウ」「コハクチョウ」をメインに観察・・・といった感じで、ポイントを絞る徒歩の探鳥も良さそうです。
多々良沼とガバ沼のハクチョウ
「ガバ沼」の観察小屋付近のほかにも「オオハクチョウ」「コハクチョウ」は観察できます。
比較的近くで観察(15メートル前後)できたのは「浮島辨財天」付近。陸に上がって歩いている様子も観察できました。
「多々良沼」はとても広いのですが、白鳥は大きくて白いので見つけやすく感じました。飛来数が増えて来る時期に訪れると、色々な仕草を観察できます。
今回は、掲示されていた「アメリカコハクチョウ」「コブハクチョウ」は見つけられませんでした。ここ数年観察されているので、ひょっとしたら奥にいたのかもしれません。
詳細
多々良沼公園付近の田んぼ
コウノトリ
「ダイサギ」にしては大きい野鳥がいる!よく観察すると「コウノトリ」でした。ゆっくりと左右を、行ったり来たり。
周囲にいた「スズメ」や「タヒバリ」、「セグロセキレイ」と馴染んでいる様子でした。
ミヤマガラス
「コウノトリ」の近くに、沢山のカラスが田んぼの上に。
そのうち、くちばしが白っぽく見えた「ミヤマガラス」らしき野鳥を観察。光の当たり方によって白く見えた「ハシボソガラス」の幼鳥かもしれません。
ここでは「ミヤマガラス」としておきます。
ガバ沼
泳ぐオオハクチョウ
ガバ沼に到着すると、手前の水面に数羽の「オオハクチョウ」が見えました。上画像の中央は、くちばしの黄色い部分が少ないので「コハクチョウ」の可能性があります。
このほか、アシの陰にも何羽か休んでいたのですが、表情までは分からず。寝ていたり食事したりしていると難しいですね。
コハクチョウ
くちばしの黄色い部分が「オオハクチョウ」よりも少ない「コハクチョウ」。この白鳥は、あきらかに黄色い部分が少ないです。
1羽で飛んでいると、大きさの比較が出来ないので判断難しいですね。
オナガガモ
白鳥観察施設から見える、干潟のような場所に「オナガガモ」の群れがいました。
全部メス!?いや、そんなはずはありませんね。繁殖期ではないので、オスも地味な羽毛になっています(エクリプス)。時々まだ派手な羽毛のオスが混ざっていました(上画像の左上)。
群れが一斉に飛ぼうとしている時に、反対側に向かって歩いているメスもいます。いや、ひょっとしたらオスかも!?
エクリプス中は見分けが難しい・・・。
浮島辨財天(うきしまべんざいてん)付近
コハクチョウ(あるいはオオハクチョウ)の幼鳥
くちばしがピンク色の白鳥がいました。幼鳥です。Googleレンズによると「コハクチョウ」との事でしたが、「オオハクチョウ」の幼鳥なのかもしれません。
歩くオオハクチョウ
身体を左右に揺らして、ドスドス歩く「オオハクチョウ」がいました。ほんとに「オオハクチョウ」なのか自信がありませんが。
ヒドリガモ・カルガモ・オナガガモ・マガモ
ごっちゃりとカモ類が固まって休んでいました。人が近くには寄れない場所なためか、だいぶ陸に近い位置にいます。
ミコアイサ
遠くの水面に「ミコアイサ」のオスが数羽。軽く30メートル以上は離れていましたが、パンダのような模様はよく目立ちます。
メジロ
浮島辨財天(うきしまべんざいてん)から松沼南駐車場へ向かう途中、何種類かの野鳥に会いました。「メジロ」が美味しそうに柿を食べています。
カシラダカ
「メジロ」の近くに「カシラダカ」も数羽、枝にとまっていました。
周囲を見て警戒している様子。きょろきょろと首を振って、冠羽を立てています。この特徴は「ホオジロ」と区別つきやすいですね。