今回観察した野鳥
- アカゲラ
- カイツブリ
- コガモ
- シジュウカラ
- ヤマガラ
探鳥記録
- 日時:2022/09/17(土)
- 場所:戸隠森林植物園
- 所在地:長野県長野市戸隠3510-35
- 天候:曇りときどき晴れ
概要
「八十二森のまなびや」から「みどりが池」「戸隠神社奥社」「鏡池」周辺を散策。
時々、霧がかかり暗い状況でしたが、枝の隙間から何とか「アオゲラ」を観察。「みどりが池」には「カイツブリの親子」「コガモ」を観察することができました。
この他、途中の歩道にはカラ類がすばしっこく枝から枝へ移動。見つけたのは、人が通る歩道だったので撮影は断念。日を改めて違うポイントをチェックです。
感想
今回は北陸に用事があったため、立ち寄ってみました。
歩道は歩きやすい
想像していたよりも歩きやすく、人がすれ違って歩ける歩道も多くありました。
木々は大きく育っていて、頭上のはるか遠くにそびえています。歩道の周囲にはクマザサや低木、ツタなどが植えられている箇所もあり、散策していても圧迫感が無い印象です。
葉が茂っている季節の探鳥は厳しい
台風が近くに来ていたためか、時々霧が立ちこめ、見通しが悪い日でした。
野鳥のさえずりを注意深く探していると、霧の奥に何か飛んでいる・・・といった厳しい探鳥に。比較的観察しやすかったのは、池にいたカモ類、カラ類です。
天気が良くても、葉がしげっている季節は暗いので、見通しが良い幹や枝に飛んでくれた瞬間がチャンス。なかなか厳しい撮影になりそうです。
ツキノワグマの生息地
ツキノワグマの生息地になっています。
所々に紐をひくと大きな音が出るベルが設置されていて、鳴らすと遠くまで響くようになっています。この音、突然鳴ると人も驚いてしまうし、野鳥が嫌がって近寄らないのでは?と思ってしまうほどの大きさ。
とはいえ、最近も目撃情報がある(訪問時の1か月前)ので、注意するに越したことはありません。
園内には熊よけの鈴を貸してくれる施設「八十二森のまなびや」があります。どんな野鳥が観察されているかをチェックできるので、立ち寄ってみるのも良いでしょう。4月下旬~11月下旬のみ営業しています(森林公園は常時開園)。
詳細
アカゲラ
歩道を歩いていると、「キョッキョッ・・・」「ケラケラ」または「ケレケレ」と響く声。「アカゲラ」です。今回の探鳥でいちばん多く聞こえたさえずりです。
遠くでもドラミングの音が響いていたので、じっくり腰をすえて待ちスタイルで挑めば出会う確率が上がりそうな印象です。
今回は、すばしっこく木の幹を登っていく「アカゲラ」を1枚だけ撮影できました。
カイツブリ
「八十二森のまなびや」からすぐそばにある「みどりが池」に「カイツブリの親子」。
最初に立ち寄った時には何も確認できなかったのですが、時間をずらすとカモ類がいました。かわいい小さな声で「ピピピ・・・」と鳴きながら、親の後をついて泳ぐ幼鳥がとっても可愛い。
親が潜水すると「どこ行ったの!はやく戻ってきて!」という感じでキョロキョロしながら鳴いています。池の上にポツンといて目立つので、ハンターに狙われやすくて危なっかしい。
「カイツブリ」は1度に4、5個の卵を産むはずなので、他の子は食べられてしまったのか、それとももう巣立ったのか。この幼鳥も無事に育って欲しいですね。
コガモ
「コガモ」は4、5羽で、同じような位置に固まって眠っていました。飛来したばかりなのか、食事が終わって休憩しているのか。
「コガモ」は秋から冬にかけて会える野鳥。季節の移り変わりを感じます。