今回観察した野鳥
- ガビチョウ
- カルガモ
- カワセミ
- カワラバト
- シジュウカラ
- セッカ
- ツバメ
- ハシボソガラス
- ヤマガラ
探鳥記録
- 日時:2022/09/04(土)am
- 場所:県立四季の森公園
- 天候:くもりのち晴れ 多湿・27℃前後
概要
今回は、アシ原で「セッカ」、その周辺で「シジュウカラ」「ヤマガラ」「ガビチョウ」など。このほか、「カワセミ」の親子の食事やホバリングの様子を、わりと近くで見ることができました。
「ピクニック広場」付近、近くに流れる湧き水、「炭焼き小屋」「花木園」付近は、秋冬になると探鳥スポットになるのですが、今回は全く気配を感じませんでした。
感想
今回は「カワセミ」目的で来園。四季の森公園の「カワセミ」は、だいぶ人慣れしています。なので、タイミングが良ければ近くで撮影できます。常連バーダーさんとのトラブルもなく、穏やかな野鳥観察になりました。
湿気の多い夏の終わり。ただ歩いているだけで、汗が目に入るほどの湿気で暑苦しさがありましたが、公園内は秋の植物が花をつけています。
季節の移り変わりを感じた探鳥でした。
早朝は公園隣接の公共駐車場へ
前回同様、公園に隣接している公共の駐車場を利用しました。
公園の駐車場は8:30からで500円。こちらは24時間600円。100円多く支払うことになるけれど、早朝に野鳥観察できるので助かります。
早朝からカワセミは大人気
画像中央あたり。はす池の上に設けられた枝に「カワセミ」がよくとまります。
画像中央付近の左側に、「カワセミ」に魅せられた常連さんが定位置にずらり。この撮影スポットでは一瞬だけ滞在し、あとは離れて関わらないようにしていました。
このような状況の時には、マウントをとってくる人、画像を見せてくる人、野鳥情報を一方的に話してくる人、名刺を配る人・・・と色んな人がいます(全て経験済み)。
それぞれ、今、その一瞬をカメラに収めようと集中しています。なので、カメラを持っている時は特に、お互いのために関わらない方が良いのです。
公園内は秋の気配
里山付近の田んぼには「ハス」の花が数輪だけ咲いていました。
もうだいぶ終わっています。このハスに「カワセミ」がとまってくれたら最高なんですが。水が濁っていて、魚がいなそうです。
はす池付近では、秋に見頃を迎える「コスモス」が沢山咲いていました。薄曇りの中、ほとんどのお花が同じ方向を向いています。
この暑さの中で「ヤマブキ」も。春に咲く花なのですが、9月でも、いくつか花をつけていました。パッと明るい黄色、とても綺麗です。
このほか「オシロイバナ」が満開。ところどころ黒い実が見えます。「オシロイバナ」のお花は、そろそろ終わりのようでした。
詳細
ガビチョウ
あちらこちらで「ガビチョウ」のさえずりが聞こえます。アシ原付近の藪、暗い木の奥、はす池周辺で、ぴょんぴょんと枝から枝へ。
だいぶ人に慣れているようでした。すばしっこくて暗い場所だったので、撮影は断念です。
カワセミ
撮影スポットから、少し離れた場所の枝に「カワセミ」が2羽。
2、3メートルくらい前に来てくれて、とてもラッキーでした。その2羽は活発に飛んで、落ち着きがない様子。ひょっとしたら1羽は親、もう1羽は幼鳥なのかもしれません。
毛づくろいする姿も可愛らしい。
穏やかな気持ちで撮影していたら、常連さんが「あ!2羽揃った!!」と大きな声で言いながら、大砲レンズを持って、砂利の音をさせながら移動してきました。
撮影中だったので「あぁ・・・静かにしてほしい」とモヤモヤ。逃げて、シャッターチャンスを逃してしまうかもしれない。
こんな時にトラブルが発生するのでしょうね。
このほか、遠くの「カワセミ」は長い間同じ枝にとまり、この2羽の方向を見てじっとしていました。親が子を暖かく見守っているようです。
セッカ
チッチッチ・・・という「セッカ」のさえずりが、近くなったり遠くなったり。不自然に1か所だけ揺れるアシに目を凝らすも、姿は見えません。
アシ原の歩道奥にある茂みに、ようやくその姿を見つけました。目に白い筋があり、スズメより少し小さいその身体。あっという間に奥に隠れてしまい、撮影できず残念。
「セッカ」もなかなか近くで撮影できない野鳥です。
ツバメ
アシ原の上、はす池の上を、大きく旋回していました。お腹が白く、尾の切れ込みが深かったので「ツバメ」でしょう。
野鳥観察をするまでは「ツバメ」は春だけに見られるものだと思っていたのですが、夏も見られる野鳥だったのですね。春から夏にかけて育った幼鳥が、伸び伸びと空を飛んでいる頃です。
ヤマガラ
ビジターセンター付近、はす池付近の枝に「ヤマガラ」。
「シジュウカラ」と一緒に、数羽で飛来していました。人が近くに行くと、サッと遠くに行ってしまいます。どうにか1羽だけ撮影できました。
タワシのような羽毛のとぼけた表情、なんとも可愛らしい野鳥です。