今回観察した野鳥
- アオサギ
- アオジ
- イソシギ
- オオバン
- オカヨシガモ
- カイツブリ
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- カワラバト
- キジバト
- キセキレイ
- コガモ
- シジュウカラ
- ジョウビタキ
- スズメ
- ダイサギ
- タヒバリ
- チョウゲンボウ
- ツグミ
- トビ
- ハクセキレイ
- ハシビロガモ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- ハッカチョウ
- ヒドリガモ
- ヒヨドリ
- ホオジロ
- マガモ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/12/17(土)am
- 場所:金井遊水地周辺の柏尾川
- 天候:くもり・7℃前後
概要
「金井遊水地」と、その周辺の「柏尾川」散策へ。
今回は「ハッカチョウ」をあちらこちら(遊水地、柏尾川、金井公園周辺)で観察することができました。「カワセミ」も水面近くの広い範囲で観察です。
このほか、遊水地の枯草周辺では「イソシギ」「キセキレイ」「タヒバリ」「シジュウカラ」、水面には「オカヨシガモ」「ハシビロガモ」「カイツブリ」「ダイサギ」「カワウ」。その周辺の住宅に「ジョウビタキ」。
柏尾川では「カルガモ」「オオバン」「カイツブリ」。さらに進むと「チョウゲンボウ」を、水処理場付近で見つけました。
金井公園付近では「ツグミ」、野球場の照明上や電線には沢山の「ムクドリ」が羽を休めていました。
感想
ヒクイナに会えるかな?
以前、ほんの数秒会えた「ヒクイナ」を期待したのですが、今回は会えませんでした。金井遊水地で会えるのはごく稀です。
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色々な表情を見せるハッカチョウ
「ハッカチョウ」は金井遊水地でよく見られている野鳥です。ですが、これまでは上空や電線の上・・・といった感じで、遠くからの観察になることが多々ありました。
ところが今回は
- 遊水地の干潟になった場所でムクドリと食事
- 遊水地と柏尾川の仕切り上
- 金井公園の低木
- 柏尾川の上空や周辺
といった感じで、わりと沢山の場所で観察することができました。
そのおかげで「ハッカチョウ」の様々なしぐさ(仲間同士で何やら話している、一生懸命ごはんをついばんでいる、毛づくろいなど)を見ることができました。「ハッカチョウ」に会いたい場合は、何度か足を運ぶのが良さそうです。
今回は、歩道を歩いていても「ハッカチョウ」の鳴き声が聞こえたので、沢山繁殖したのかもしれません。
詳細
アオジ
チャッチャッ・・・チャッと、か細い声で雑草の間から見えた「アオジ」。なかなか全体の姿がみえません。もう少し寒くなったら数も増えるでしょう。
イソシギ
水面ぎりぎりのコンクリートにいた「イソシギ」。
遠くからでも胸元の切れ込みがよく見えます。似たような状況の場所で、トータル3、4羽見ることが出来ました。
オカヨシガモ
遊水地で数羽泳いでいた「オカヨシガモ」。
黒いパンツが決まっているオスです。地味なので、ひょっとしたら他の場所にもいて、見つけられなかっただけかもしれません。
カワセミ
「カワセミ」は柏尾川、遊水地の両方で観察できました。毎回そんな感じなので、おそらく巣があるのでしょう。
ホバリングしていたのは、柏尾川。空中の同じ場所に浮かんで羽根だけを高速で動かしています。何やら獲物の狙いを定めている様子。
遠かったので画像は鮮明ではないのですが、とても美しいホバリングを観察できました。
キセキレイ
「イソシギ」と同じように、水面に近い場所に「キセキレイ」。数か所で観察できました。
しかし遠かった・・・。「キセキレイ」はすばしっこいので、じっくりと観察するのが難しいですね。
シジュウカラ
遊水地と歩道の間に茂ったアシに「シジュウカラ」。
ツピー!とさえずってくれたので見つけられました。身近すぎる野鳥なのでスルーしてしまうことが多いのですが、実はとても美しい野鳥。
首から背中にかけてのグラデーションが綺麗ですね。
ジョウビタキ
遊水地をチェックしながら、歩道を歩いていると住宅の空地付近で、ヒッヒッ、カッカッ・・・と鳴き声。オスの「ジョウビタキ」が1羽、尻尾を揺らして鳴いていました。
美しいオレンジ色が見られて嬉しい・・・。愛らしい表情に魅せられます。
ですが、近づくのは7、8メートルくらいまで。わりと警戒心が強く、あまり近寄ると、驚いて飛んでいってしまいます。
ダイサギ
遊水地と柏尾川の境目に立つ「ダイサギ」。
しばらく観察していると、突然に首をキリンのように伸ばし始めました。全く違う生き物のよう。普段は、首が畳まれている状態を目にしているので違和感満載です。
人間が背伸びをするように、首をグーっとの伸ばしたあとは飛び立ってしまいました。
タヒバリ
遊水地と歩道の間に見えている、湿ったコンクリートに「タヒバリ」。
一瞬「ビンズイ」かと思ったのですが・・・眼の後ろの白い斑点が無いですし、環境を考えたらやはり「タヒバリ」でしょう。
5、6メートル先の雑草付近で何やらついばんでいます。時折、キョロキョロと周囲を警戒。野鳥が食事をする時は、身の危険を常に感じていますね。
チョウゲンボウ
水処理場付近の電灯に「チョウゲンボウ」。近くに人が通っても、しばらく羽根を休めていたのですが、遠くの低木に飛んでいきました。
「チョウゲンボウ」って、こんなにつぶらな瞳だったっけ!?と、改めて魅力を再確認。見上げる角度での撮影になってしまう事が多い野鳥です。
ツグミ
金井公園付近に「ツグミ」。冬が来たなぁと感じる野鳥です。もう少し寒くなってきたら、数が増えてくるでしょう。
ハクセキレイ
あちらこちらで食事をしていた「ハクセキレイ」。
人とは一定の距離を保っているけれど、他の野鳥よりも警戒心が弱いように感じます。とはいえ、猛禽が近くに来るとすぐに飛び立つので、状況に応じて行動しているのでしょう。
ハッカチョウ
今回は「ハッカチョウ」祭りでした。
遊水地の干潟になったところでは小さな群れで食事していたり、柏尾川、金井公園、歩道付近の電線でも見かけました。
「ムクドリ」と同じような場所にいるので、よく見ないと「ハッカチョウ」だと気付かないかもしれません。
リーゼント(冠羽)が決まっている成鳥が多かったです。(幼鳥はここまで立派ではない)
ムクドリ
金井公園付近の電線に、びっしりととまっている「ムクドリ」。
よく見ると、時々違う向きでとまって「俺はあの雲のように、自由気ままに生きるのよ」的なジュウザみたいな子もいます。
群れで行動しているけれど、よく見るとそれぞれが違う。助け合いながら、たくましく生きていますね。