今回観察した野鳥
- ウグイス
- エナガ
- ガビチョウ
- カルガモ
- カワセミ
- コゲラ
- シジュウカラ
- スズメ
- ハシブトガラス
- ハシボソガラス
- ヒヨドリ
- メジロ
- ヤマガラ
探鳥記録
- 日時:2022/6/18(土)am
- 場所:県立四季の森公園
- 天候:くもり
概要
今回は、公園でよく見かける野鳥のほか、「カワセミの親子」の食事シーンの観察に。「カワセミ」は親が子へ獲物をあげている様子、ホバリングの様子などを遠くから見ることができました。
感想
公共の早朝に公園へ訪れ、カワセミの親子を観察できたけれど、カワセミを撮影している常連さんのマナーが悪く、もやもやしてしまいました。
とはいえ、せっかく早起きしての野鳥観察です。周囲の自然や生き物たちに癒され、気持ちを切り替え。
その後、お馴染みのかわいい野鳥にも会えて、まずまずの観察です。
早朝は公園隣接の公共駐車場へ
今回はじめて、公園に隣接している公共の駐車場へ。公園の駐車場は8:30からなので、野鳥観察をするには遅い時間になってしまうし、家族連れがどんどん来て大きな音が出てしまいます。
料金は四季の森公園の駐車場とさほど変わりません。私が利用した場所は1日600円。時間にしばられず、早朝に利用するのに便利。静かな時間にじっくり観察したいですね。
公園のカワセミは個人のものではない
カワセミが動くと一斉にカメラを構える人々。
ここはいちばん近くでカワセミを観察できる場所です。誰もがここでカワセミを見たいでしょう。でも、この人々の間に入って見ることはできません。
中には、常識のある方もおられるでしょう。
でも、私が出会った年配者は違いました。
「カワセミを撮影すること」に夢中になりすぎて、周囲が見えていません。というよりも、近寄るものは全て邪魔なのです。それは撮影中でなくても同じ。毎日通って、誰よりも分かってる自信がある=自分のカワセミだと思っているかのような言動です。
初対面の人に向かって投げかける言葉か?と苛立つ反面、ばかばかしくもなり、その場を離れました。
だから、野鳥観察者のイメージが悪くなるのです。
この場所に限らず、私が出会った人々の中では、若い方よりも年配者ほど、この傾向は強いです。笑顔で挨拶しても、無視される事も多々あり。同じバーダーとして悲しいけれど、相手は変えられません。スルーするしかありませんね。
心を癒す「しょうぶ園」
そんな私のモヤモヤを癒してくれたのが「しょうぶ」。8割ほど咲いていました。
花菖蒲の花言葉は「嬉しい知らせ」「心意気」「優しい心」などがあるそうです。まさに私の心を沈めるのにピッタリ。
花はどんな心も穏やかにしてくれるから不思議です。
詳細
ウグイス
しょうぶ園から紅葉の森へ向かう途中、「ウグイス」が鳴いていました。じっくり観察すると、大木の茂みにいる様子。姿はチラッとみえたものの、撮影は出来ませんでした。残念!
エナガ
あし原湿原にいる「エナガ」。先月も同じように群れていたので、ひょっとしたら気に入りの場所かもしれません。
見上げて撮影する必要がないので、なかなか良いポイントです。時間帯によっては、違う場所にいるので、もしまた会えたらラッキー。
「エナガ」のジュリリ・・・という鳴き声は、他にも公園内のあちらこちらで聞こえます。
ガビチョウ
相変わらず声が大きい「ガビチョウ」です。
歩道近くの木にも、大きな声でさえずって、ちょこんととまっています。印象的だったのは「はす池」の近くにある茂みの中。5~6羽まとまっていて、なかなか騒がしい。
四季の森公園の「ガビチョウ」はわりと人に慣れているようです。1メートルくらい近くを歩いても逃げずにいる子もいます。
カルガモ
はす池にいる「カルガモ」のつがい。いつも一緒で微笑ましい。
カワセミが撮影されているポイントからは離れた場所にいます。静かな方が良いようで、近くに人が通るとスーッと逃げていきます。
亀は逃げず、甲羅干し。気持ち良さそうです。
カワセミ
「カワセミ」の親子。
こんなシーンを見られるのは短い期間。偶然見られて嬉しかったです。親が子に獲物を与えている様子、自分で捕獲して食べちゃう様子、両方観察できました。
自分で餌を捕獲して食べているのは、ひょっとしたら巣立った子かもしれません。「カワセミ」は5個前後の卵を産むそうです。
印象的だったのは、親の「カワセミ」の姿。
なんとなく老いを感じます。少し痩せていて、背中が丸い。顔の表情もちょっと違いますね。
「カワセミ」の寿命は2年とか7年とか、色々言われています。
でも、四季の森公園の「カワセミ」がいる場所は人が常にいるので、純粋な野生よりも天敵から守られ長生きなんじゃないか?と思います(根拠はないけど)。
コゲラ
「コゲラ」。
あちらこちらで「ギー」という声が聞こえてきますが、歩道沿いの低木では見かけません。大抵は大木で見られるのですが、上へ上へ行くのでなかなか観察できません。
今回はかなり遠く(たぶん20メートルくらい)で、なんとか撮影できました。
シジュウカラ
身近な野鳥「シジュウカラ」。会えるとホッとします。
お腹のネクタイが細いので、おそらくメスでしょう。可愛らしい表情をしています。
メジロ
歩道の木に「メジロ」。
「キュルキュル・・・」とも「ピチュピチュ・・・」とも聞こえる、小さくて可愛らしい声が聞こえてきます。茂みの中でしっかり枝にとまっています。
相変わらずすばしっこく、なかなか焦点が合いません。それでも会えてラッキーでした。