今回観察した野鳥
- アオサギ
- イソシギ
- オナガ
- カルガモ
- カワウ
- キジバト
- コチドリ
- シジュウカラ
- スズメ
- ツバメ
- ハクセキレイ
- ハシブトガラス
- ヒヨドリ
- ムクドリ
探鳥記録
- 日時:2022/05/14(土)午後
- 場所:鶴見川と恩田川の合流地点
- 天候:くもり・20℃
概要
合流地点の工事はこの春に終わっていたので、川のすぐ近くまでおりての観察へ。今回は「都筑水再生センター」から出ている強い水流付近では野鳥がいませんでした。
合流地点付近では、羽根を広げて乾かす「カワウ」や「カルガモ」「アオサギ」、干潟のようになった場所には「イソシギ」や「コチドリ」を確認。
しばらく歩くと草むらが茂ったコンクリート上で「ツバメ」。羽根を休めている姿はなかなか見れないので、じっくり観察です。
このほか、セグロセキレイのように背中が黒くなった「ハクセキレイ」、大木の茂みで「オナガ」にも会えました。
感想
午後スタートだったけれど、羽根を休める「ツバメ」やシギ類と会えて楽しい観察になりました。
今回は雨上がり。合流地点周辺は、雨が降ると干潟のようになります。ここは人も通行OK。あまり近寄ると逃げてしまいますが、シギ類を観察するのに良い場所です。
▼雨上がりの様子。川のすぐ近くに降りられる
詳細
イソシギ
干潟のようになった場所で食事中。地味ですが、コチドリに比べると動きが遅いので見つけやすい野鳥です。
オナガ
合流地点から少し離れた場所でオナガ独特の「ギュイーッ!!」とけたたましい声。「オナガ」です。美しい尾と、帽子をかぶったような表情が可愛らしい。
横浜市ではわりと見かける野鳥ですが、最近は少なくなってきており西日本(四国や九州など)では確認されていないとのこと。
カルガモ
野鳥観察のブレイクタイムに一役買うのが「カルガモ」。どこにもいる鴨ですが、季節によって様々なポーズをしてくれる可愛い存在。
今回は陸にあがってしばし休憩中。
カワウ
これまた、どこにでもいる「カワウ」。
広げた羽根の模様がとっても綺麗です。関東ではおもに冬、繁殖中に頭部や腰に白い羽根が混ざるそうです。
コチドリ
アイリングの黄色が綺麗な「コチドリ」。「イソシギ」と同じ場所にいました。
コチドリは夏鳥なので、今だけしか会えない野鳥です。でも、見つけた!と思っても、すばしっこく走ってしまい撮影が大変。あの細い足を高速で動かすんだからスゴイ筋力です。
水浴びしたあとで、ブルブルッと羽根をばたつかせる姿を見ることができました。モフモフしていて可愛らしい。
ツバメ
「キュルキュル・・ジクジクビー」と可愛いさえずりが聞こえたので、そっと覗くと「ツバメ」が数羽、羽根を休めていました。人の通る近くで休んでいます。
とはいえ、手前は腰の高さまで育った雑草があったので、人の存在に気が付かなかったのかもしれません。
ツバメの真正面、めちゃめちゃ可愛いです。
そして、ツバメの頭から尻尾のあたり、羽毛は黒ですが美しいビロードのような紺色の艶がありました。黒だと思い込んでいたので新しい発見です。横向きになると上質なタキシードを羽織っているみたいでカッコいい。
草陰からでも観察できてラッキーです。
ハクセキレイ
背中が黒い!やった!セグロセキレイかな!?と思いきや「ハクセキレイ」でした。セグロセキレイは目の下が黒いですが、この野鳥は白いです。
横浜市では、ハクセキレイとセグロセキレイ、比べると「ハクセキレイ」の方が多くみかけます。でも、セグロセキレイもゼロではないので会えたら嬉しい野鳥です。
▼横浜市緑区で確認したセグロセキレイ。目の下が黒い。