今回観察した野鳥
- アオサギ
- カイツブリ
- カルガモ
- カワウ
- ヒクイナ
探鳥記録
- 日時:2022/06/19(日)
- 場所:金井遊水地
- 天候:くもり・20℃~27℃湿気あり
概要
朝6時前に「金井公園」の駐車場へ車を停めて、徒歩で「金井遊水地」へ。6月上旬に訪れたときには「ギョギョシ!」と「オオヨシキリ」の声が聞こえたけれど、今回は聞こえません。
アシの茂みを見ていると、卵を交互に温めるつがいの「カイツブリ」、遠くに「カワウ」「アオサギ」を確認。「カイツブリ」は数か所で何羽か泳いでいます。
このほか「コンコンコン・・・」と聞きなれない声の方向を見ると、茂みから一瞬だけ姿を現した「ヒクイナ」を観察できました。
感想
しばらく柏尾川を観察してから、金井遊水地へ。
すぐに「ギュリリリ・・・!」と、「カイツブリ」独特の声です。目を凝らすと、ちょうど卵を温めるのを交代するところでした。一瞬だけ見えた卵は4つ。天敵に襲われないように素早く交代し、巣を整えていました。
そのほか、アシの茂みから突然姿を現した「ヒクイナ」を確認。なかなかお目にかかれない野鳥なので、とてもラッキーでした。
子育ての様子や、なかなか会えない野鳥を観察できるのも、遊水地の幅がほど良く狭いから。広すぎず狭すぎず、絶妙な探鳥地です。
詳細
カイツブリ
親鳥が交代で卵を温めています。
「カイツブリ」はオスとメスが助け合って温め合うのですね。今回はちょうど交代するシーンを見れました。卵は4つ。一般的に卵は4個から6個のようです。
卵は他の生き物にとっては貴重な食だと思うけれど、やっぱり無事にかえって欲しい。
器用に巣を作るもんです。
時々、新しい材料を巣に乗せて整えてながら、周囲を警戒していました。
「カイツブリ」は子育ても休憩も水の上。鴨と姿は似ているけれど、やはり鴨ではない。独特の習性に心惹かれます。
ヒクイナ
1人のバーダーさんが、椅子に座って身体を低くして静かにアシの茂みを観察していました。何かいるのかな?とその方向を見ると「ヒクイナ」です。
ちょうど私が見た時に一瞬だけ出てきてくれました。その時間、ほんの数秒。
その方によると、何時間もいてたった4回だけ数秒出たんだそうです。なんとラッキーなことでしょう。後から来てたまたま観察できてしまって、なんだかバツが悪くなってしまいました。
「クイナ」に似ているけれど、足や顔が赤っぽいので「ヒクイナ」でしょう。横浜市の公園でも目撃情報はありますが、ほとんど茂みの中にいるので観察が難しい野鳥です。