今回観察した野鳥
- アオサギ
- イソシギ
- ウミネコ
- エゾビタキ
- オナガガモ
- カイツブリ
- カルガモ
- カワウ
- カワセミ
- カワラバト
- キンクロハジロ
- コガモ
- コサギ
- シジュウカラ
- スズメ
- ダイサギ
- チュウサギ
- トビ
- ハクセキレイ
- ハシブトガラス
- ヒヨドリ
- ホシハジロ
- マガモ
- メジロ
- モズ
探鳥記録
- 日時:2022/10/10(月)am
- 場所:東京港野鳥公園
- 天候:くもり 23℃
概要
受付から入ってすぐの東園では、広場で「エゾビタキ」。
東淡水池からネイチャーセンターにかけて「モズ」「コガモ」「カイツブリ」やサギ類、潮入りの池では「カワセミ」「カワウ」「イソシギ」の他に「キンクロハジロ」「オナガガモ」「ホシハジロ」といった渡り鳥を多く観察できました。
このほか、前浜干潟では前回同様ここでも「イソシギ」を観察。
西園側の淡水池ではオスの「マガモ」が1羽、他のカモと一緒に泳いでいました。
今回、猛禽類は「トビ」だけの観察になりました。
感想
「オオタカ」が観察された情報を得て訪れてみましたが、確認できませんでした。数日前に西園側で観察されたようです。観察できた猛禽は「トビ」のみでした。
今回は暗い曇りだったため、遠くで群れで泳いでいるカモ類の区別が難しく、なかなか大変でした。
お馴染みの「カルガモ」以外に、秋から冬にかけて渡ってくるカモ類が目立ちます。半月前の前回よりも増えていて、季節の移り変わりを感じる探鳥になりました。
ネイチャーセンターのホワイトボード
詳細
アオサギ
1号観察小屋からは「アオサギ」の幼鳥が食事中。
まだ頭の色が薄く、白い産毛のようなものがついています。狩りの様子を観察してみると、なかなか上手にとらえていました。
イソシギ
1号・2号観察小屋、前浜干潟観察デッキから「イソシギ」を観察できました。確認できた数はそれほど多くないのですが、広範囲で見られたことから多く飛来しているように感じます。
時折、潮入りの池の上をさえずりながら飛ぶ姿も。いちばん近くで観察できたのは「前浜干潟観察デッキ」。岩礁の上に立ち、周囲を見渡す姿は別の日でもよく見かけます。
ウミネコ
前浜干潟から見える、遠くの電灯に「ウミネコ」。潮入りの池付近でも飛んでいたように見えましたが、はっきり分かったのはこの場所です。
エゾビタキ
半月ほど前に訪れたときには、「エゾビタキ」を自然生態園がある西園側で観察できたのですが、今回は東園側。受付近くの広場で1羽だけ確認できました。
数時間後にもう一度チェックするも、全く気配がありません。しかし、数日後にも同じ場所で観察されているので、広場の木々を行ったり来たりしているようでした。
オナガガモ
半月ほど前に訪れたときには観察できなかった「オナガガモ」。
「キンクロハジロ」や「ホシハジロ」と一緒に泳いでいます。オス・メス寄り添っている姿も見かけました。
4羽でいっせいに食事中。パタパタと脚を動かしてお尻が丸見えです。とっても愛らしいですね!
特徴的な尾が際立って綺麗でした。
カイツブリ
東淡水池周辺で「カイツブリ」。いつもここにいるのですが・・・相変わらず遠いです。軽く50メートルは離れている感覚です。
東京港野鳥公園では、他のカモ類とはあまり交わらず、ポツンと見えることがほとんど。
でも、「カイツブリ」はカモの仲間ではないので納得の状況と言えます。潜水が得意だったり、生涯水の上で暮らしたり、水草を積み重ねた浮巣を作ったり。
小さいながらも魅力的な野鳥なので、何度観察しても嬉しくなってしまいます。
カワウ
1号観察小屋から見えるシマに「カワウ」。前浜干潟観察デッキからも多くの「カワウ」が羽を休めていました。潮入りの池の奥の木々にも沢山います。
しばらくすると、突然、一斉に群れで飛び立ったので、ひょっとしたら猛禽が来たのか!?と思ったのですが・・・。何も起こらず。この移動は単に群れで移動する習性を見ただけでした。
でも、こんなに多くの「カワウ」が目の前で行動していても「俺はここにいるぜ」といった感じで、微動だにしないマイペースな「カワウ」も数羽います。
カワセミ
1号観察小屋から見えた「カワセミ」。大きな魚を呑み込んでいました。東京港野鳥公園は食べ物が豊富なのでしょう。西側の淡水池でも時折見かけます。
さえずりながら移動したり、潮入りの池の奥の枝にとまって食事をする姿、2号観察小屋の屋根にとまって周囲を見渡す姿などを確認。
遠くからの観察でも分かりやすい、目立つ色をしています。
キンクロハジロ
群れで確認できた「キンクロハジロ」。こちらも、オスメスが近くで寄り添っています。金色の目と冠羽がカッコいい。もうすぐ冬が来ると実感させてくれる野鳥です。
コガモ
東淡水池の茂みに数羽の「コガモ」。遠くの茂みでは、10羽前後で泳いでいる姿を確認できました。「コガモ」も冬鳥。ようやく渡ってきたというところ。日本に渡ってくるカモの中で1番小さいのだそうです。
メスはとても地味です。枯草と同じようなう色をしているので、動いてくれないと見つけにくい羽毛ですね。
トビ
ネイチャーセンター周辺の上空で「トビ」。水場をチェックしながら旋回していました。
ホシハジロ
8月に1羽だけ確認できた「ホシハジロ」。今回は群れで飛来していました。それぞれが、長旅の疲れを癒しているように見えます。
時折、毛づくろいをしたり、くちばしをうずめて目を閉じたり、水浴びをしたり。ゆったりとした時間の流れを感じる景色でした。
マガモ
西淡水池にオスの「マガモ」。なかなか近くに来てくれず、美しい羽毛を観察するのが難しく感じました。
カラフルなオスの羽毛、久しぶりに観察できて心躍ります。毛づくろいや水浴びをしながら、のんびりと過ごしています。
モズ
東淡水池からネイチャーセンター周辺。木のてっぺんで大きくさえずる「モズ」。このほか、1号観察小屋へ向かう、通路の木でもさえずっていました。
9月末に入り「モズ」を見つける確率が上がりました。
フォトギャラリー
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